統一球でホームランを量産してこそプロ

選手会「統一球見直しを」要請(日刊スポーツ) - goo ニュース

 先日プロ野球選手会が現在使用されている統一球の見直しを要求する動きが
報道されていたのだが、この話を聞いて個人的にガッカリしてしまった。


‘打球が飛ばないので野球の華であるホームラン数が激減し観客動員数も
減っている’というのを某国賊社長や江本孟紀あたりも主張していたのは‘そう
いう意見もあるが・・・’とは思っていたが、肝心の選手達が白旗を揚げるかの
如く同じような主張で見直しを要求するというのは問題だ。


 統一球になってもライオンズの中村剛也のように打球を飛ばせる選手はいる
のだから選手達が それを励みに打球を飛ばせるようにアジャストしていけば
いいし、ちょうど今が その過渡期だと思うのだが今回の選手会の要望は選手
達が その努力を放棄しているように受け取れる。


 高校野球など金属バットを使っているとはいえ低反発のバットを使用したり
ボールが変わってもホームランなど それなりに出ているのだから、むしろ
プロ野球の打者達がこれまでの常識に囚われ過ぎて創意工夫が足りない
のではとも思えるのだ。


 個人的には1-0とか2-1で贔屓チームが勝つ試合よりも負けても8-7の
試合を見たいクチなのだが、だからといって実力に下駄を履かせたような形の
ホームランで点が入りまくる方が  むしろ興ざめしてしまう。


 プロ野球が昭和の時代のように国内のみで完結するなら統一球を見直して
飛ぶボールのアドバンテージを生かした‘上げ底ホームラン’を無邪気に喜べ
ばいいのだろうが日本の選手達がMLBでもプレーしたり、国際球を使った
WBCなどの国際大会で日本の選手の打つ打球だけが飛ばない状況を見させ
られればレギュラーシーズンでホームランが飛び交っても‘飛ぶボールの
おかげだな’と思われてしまうだろう。


 これなど あからさまな噛ませ犬相手にKOを量産するボクシングの某兄弟が
世界戦になると まともな相手からダウンすら奪えない姿を髣髴するのだが、
これこそファンを裏切る行為以外の何物でもない。

‘石の上にも3年’という言葉があるのに1年ちょっとしか経ってないにも拘らず
統一球の見直しを要求するというのは情けない限りで‘本当の痺れるような
真剣勝負をしたい’とダルビッシュが言ってMLBに行ったのが分かる気がする。

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