敵キャラの魅力を違うライターで殺したEP

 ミラーマン20話にはダークロンが再登場する。

 インベーダーが海底のウラン鉱脈を採掘するための基地を守らせていたスフェ
ノドンが
ミラーマンに倒されると、その様子を見張っていたインベーダーが宇宙
船からの光線を浴びて登場するのだ。


 ただ残念ながら登場しても両腕をミサイルのように飛ばして攻撃したのを
ミラーマンからキャッチされて投げ返されたのが刺さって倒されるという何とも
情けない倒され方だった。


 以前も記したがミラーマンの初期に登場したインベーダーが変身するキャラの
アイアン・キティファイヤー・ダークロン・マルチ・ゴールドサタンの5体のうち、
これまでダークロン以外は2度登場していたので ようやくという感じなのだが、
最初に登場した時など敵を暗黒の異次元空間に封じ込めるなどインパクトが
強かったので残念ながら今回は影が薄い。


 しかもスフェノドンが倒されてから登場するのだったらブラックキング&ナックル
星人のようにスフェノドンと戦っている最中にミラーマンを挟撃すればいいのに
・・・と思ったりする。


 当初ミラーマンがダークロンと戦っている最中にベルトのミラースターが点滅
してエネルギー切れを知らせるという設定があったようで、これは将来ウルトラ
マンのようなカラータイマーを取り付けるという予定だったという事だろう。

 
 それならダークロンに変身するインベーダーがスフェノドンが倒された直後に
登場しても違和感はない。


 アイアンとキティファイヤーの2体は最初は若槻文三が担当し再登場編では
ミラーマンの母親と父親がらみで山浦弘靖が担当しているし、マルチは再登場
させるという設定を逆手に取って藤川桂介が前・後編の如く使っているので特に
マルチ編はキャラが生きている。


 ところがダークロンに至っては若槻文三が作った設定を生かせずに終わって
いるから、これならザイラスなど他のキャラで十分だったのではないかと思うし
バスが異次元空間に拉致される41話のあたりで登場させた方がよかったの
ではないかと思ってしまう。


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