ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
田舎道の‘ちょっと’と‘すぐ’の遠さよ
今から30年前の今日90年5月20日&21日に私の車で、初めて家族
旅行に行ったのだった。
以前も記したように我が家には車がなかったので旅行といえば電
車やバスなどの公共交通機関を利用するかツアーで出かけるという
のが定番だったのだが、私が車に乗り始め妹が熊本の大学4年だった
という事で熊本で妹と合流して阿蘇のかんぽの宿で一泊し鯛生金山
経由で帰るというスケジュールを立てたのだ。
とりあえず初めて高速を走って熊本まで行き妹と合流して阿蘇に
泊まると、翌日はクマ牧場に行った後に妹を阿蘇駅まで送って行き
大観峰から鯛生金山まで行くのだがココでちょっとしたハプニング
に見舞われた。
とりあえずオヤジがナビをしてくれていたのだが地図を見ると2
つの国道があり近い方の国道に行くよう指示されたので従ったのだ
が、他の車は遠回りの国道へ行くので妙だなと思っていたらほどな
く道が一方通行ではないかと思えるぐらい狭くなったではないか。
田舎道だから走っているうちに狭い所も広い所もあると思ってい
たのだが走れども走れども道は広くならず、さりとてUターンしよ
うにも場所がなく狭い道ばかりなので初心者という事もあり強引に
Uターンする事もできない。
後ろに乗っていた母親は道を間違えたに違いないというので地元
民に確認しようとするが、そういう時に限って人と出会わず不安を
抱えて走っているとようやく年配者に遭遇し道を尋ねる。
幸いこの道で大丈夫ではあったものの‘どれぐらいで着くのか?’
と聞くと‘ちょっと行ったら赤い橋が見えるので、それを渡ったら
すぐと言われ安心して車を走らせるが、なかなか赤い橋が見えず
40分ほど走ってようやく赤い橋が見えて渡った後に20分近く走っ
てようやく鯛生金山に辿り着いたのだった。
鯛生金山の人が言うには旧道を通ると距離的には近く見えるけ
ど少しぐらい遠回りでもバイパスを通った方が早いとの事だった
のだが、それにしても田舎の人の‘ちょっと’と‘すぐ’の感覚の違い
には改めて驚いたのだった。
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