レオのノーバ編のテーマは、ウルトラマン80のメインプロット

 今から40年間の今日75年3月14日にOAされたウルトラマン
レオのノーバ編は、てるてる坊主に擬態した円盤生物のノーバが
家族を亡くした梅田トオルが発するマイナスエネルギーを利用して
取り付き発狂ガスを撒き散らしていくという展開だった。

 トオルはノーバが作り出した家族が揃っていた頃の楽しい幻影を
見せられて取り込まれる形になり、大人はトオルが人質状態なので
ノーバを攻撃できないわけだ。

 マイナスエネルギーに呼応して何者かが取り付いて怪物化すると
いう展開は5年後に製作されるウルトラマン80のメインプロット
だし、その後もヒーロー作品ではよく使われるケースが多く牙狼:
GAROシリーズでもホラーから憑依される被害者のきっかけにも
なっている。

 このEPを書いたのは80のメインライター・阿井文瓶で家族を
亡くしたトオルの心境を扱った作品が多く、5話‘泣くなお前は
男の子’45話‘まぼろしの少女’と綴って来た家族を亡くした
悲しみの決着編という事もできるだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 2015選抜高校... 北京世界陸上... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。