国内ラグビーのシーズンが昭和に戻った

立川、3季目サンウルブズの課題は「孤立しないチーム作り」

 今年のラグビーシーズンは先週の日本選手権で、日程をほぼ終了
した。

 トップリーグ順位決定戦の最終日が14日だったのを見ると昭和の
時代に当時の成人の日だった1月15日のNHK杯で国内シーズンの
全日程を終えていたのを思い出すが、最近は日本選手権が2月下旬
まで行なわれていた事もあって妙に早く感じるのも事実。

 昭和の時代は1月15日でシーズンを終えるので‘もう少し試合を’
と言われていて日本選手権が2月にずれ込む形になったワケだが、2
月下旬からスーパーラグビーが開幕しサンウルブスが参戦しているの
でシーズンの短縮も仕方ないだろう。

 スーパーラグビーは2月下旬に開幕し6月の代表月間を挟んで少な
くとも7月半ばまで行なわれるので、トップリーグの選手達にとって
オフが異常に短いのが現状だ。 

 サンウルブスはクラブ版の日本代表でハイレベルなスーパーラグビ
ーで戦うのは消耗が激しいだけに過去2シーズンを見ているとケガ人
続出というのが最大の悩みで、いかにケガ人を出さずにシーズンを戦
えるかというのが課題だったわけだから休養期間を増やす必要がある。

 今のスケジュールではトップリーグの開幕が8月20日過ぎでスー
パーラグビーの全日程終了から1ヶ月足らずしかオフがない事にな
るため、サンウルブスの選手達は代表も兼ねる事から2月初めまで
日本選手権を行っていると体を休めるヒマがない。

 よくしたものでスーパーラグビーは参加チーム削減をしている事
から、あまり弱いと外されかねないし代表強化という面を考えれば
それだけは避けたい。

 最近のラグビーは運動量が以前よりも数段上がっているため日程
面からも週1試合というのは譲れないしサンウルブスや代表に参戦
する中心選手のコンディションを考慮すると、1月半ばで日程を終
えるというのは止むを得ない措置ではないかと思うのだ。

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