宮崎キャンプで思った事

　ジャイアンツの宮崎キャンプを初めて見て思ったのが、練習
時間が思ったより短く拍子抜けした。
　9:00前に運動公園に到着し、球場に行ってみたら誰もいない！
　早朝練習をしている若手などが いるかな？と思っていたが
誰もいないのだ。
　係りの人に聞いたら‘選手達は10時前にならないと来ないよ’
と言うではないか。
　ようやく9:55に選手達の乗ったバスが到着し、当時新人だった
松井秀喜が道具を運び出していた。

　到着後に みんなでランニングを含むアップをした後、キャッチ
ボールからトスバッティング、シートノックを行ってバッティング練習を
午前中に行った。
　そして昼からは紅白戦を行い、15:00過ぎに選手達は三々五々
ホテルに戻って行った。
‘エ～ッ、もう終わり・・・・・’というのが正直な感想だ。

　以前も書いたが高1の時に教育実習に来ていたOBのコーチが、
夏休みの練習メニューについて‘これでも足りないぐらい、プロの
キャンプは この倍はやっている’などと言っていた。
　しかも日本でプレーした外人選手達は、キャンプについて‘海兵隊の
訓練よりきつい’と口々に言っているのを聞いた事があった。
　しかも長嶋監督は79年秋に伊東で行った地獄のキャンプで、当時の
若手選手達を鍛え上げたという。
　新聞などでは‘伊東キャンプの再現をやる！’などという記事が
踊っていたので‘凄いものが見られる’と思って行ったのだが‘どう
見ても我々が高1の頃にやった練習に比べれば楽なものだ’と思ったし

意味のない猛練習を強制した

当時のコーチに対し、怒りがこみ

上げて来たものだった。