初めて見られるデュナミストとウルトラマンの分離シーン  

 ウルトラマンネクサスのイズマエル編のラストで、イズマエルを
倒した後に変身するデュナミスト・千樹憐と分離する。

 憐はウルトラマンと分離する時に‘光よ、ありがとう’と感謝を伝
えるのだが考えてみると、これまでデュナミストとウルトラマンの
邂逅シーンはあっても今回のような分離シーンは初めてになる。

 例えば最初のデュナミスト・真木舜一はウルトラマンネクストと
して戦いビースト・ザ・ワンを倒すと行方不明になったかのように
続編ともいえるネクサスでは登場しないし、姫矢准も終焉の地での
戦いのラストで消え去る形で憐編では全く登場しないし分離シーン
も当然ながらない。

 結果的に最終EPでダーク・ザギと戦う孤門に対し激励の言葉を
送っているので存在が確認されるし、ラストではカメラバッグを
抱えてナイトレーダーの活躍を見守っていたので分離しただけで
なく健在だった事が判明する。

 思えばウルトラマンの光は生きる希望をなくしていた者に生き
る勇気を与えており姫矢は自分を慕って追いかけて来た少女・セ
ラを目の前で爆死した事から心に深い傷を負い世界中を放浪して
いたし、憐も自らの体を形成する細胞のアポトーシスによる死を
迎える事を覚悟し誰も自分を知らない土地でやりたい事をやり続
けて死んでいきたいと考え失踪していた。

 これらの事情を持つ2人に生きる希望を与えダメージが限界に
達する前に分離しているのだから、ネクサスというのは希望の光
ともいうべき存在だろう。

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