ラジオのナイター中継撤退に ついて

TBSラジオ、野球中継撤退か 65年の歴史…社長「年内に結論」

 先日のスポーツ紙に‘TBSラジオがナイター中継から撤退の可
能性も’という記事が載っていたので、遂にラジオがそうなるのか
と思ってしまった。

 もっとも福岡では最近ホークス戦以外はCSや日本シリーズです
ら民放のラジオ中継はないので、決して驚く事はないのだが。

 昭和の時代にラジオによるプロ野球中継は重宝する物だった。

 というのもTV中継はNHK以外は19:00ぐらいから始まり最大
21:25までだから試合開始と終了が見られないのに対してラジオは
試合開始から終了まで余程の事がない限り聴く事ができただけでな
く、TV中継のアナウンスが酷い時はTVの音声を消しラジオ音声
で聴くという事もできていたので我が家が電波事情が悪いという難
点以外はありがたかったのだ。

 ところが最近は衛星放送の普及により試合開始から終了まで見る
事ができるようになっただけでなく、インターネットの普及で一球
速報などから試合の流れを把握できるようになったので出先にラジ
オを持参して聴く必要もなくなった。

 更に民放地上波TVでも言える事だが実況アナや解説者のレベル
低下にも拍車がかかっている。

 20年程前に夏の甲子園県予選の実況を女子アナが1人でやって
いたのだが、2アウト満塁から大きなフライを外野手が捕る前に
ホームを駆け抜けるランナーを‘ホームイン’と得点が入ったか
のように実況するなど‘ルールを知らないのでは'と思えるモノが
あった。

 最近の民放地上波はロクに野球を知らないアナウンサーと自らの
現役時代の経験論に終始する解説者という最悪のコンビだがラジオ
にもその傾向が出ているので聴いていても全く面白くないし、イン
ターネットの一球速報でも追いかけていた方が耳障りな実況も聴く
必要がないというわけである。

 本来なら試合開始から終了まで聴く事ができるのだから民放地上
波TVよりは条件ガいいはずなのに、それでも低迷するというのは
実況のレベル低下以外の何ものでもないという事になるのではない
だろうか。

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