どうやらジャイアンツの補強は失敗

巨人デッドライン越え借金７でＶ率０％(日刊スポーツ) - goo ニュース

　昨日ジャイアンツが神宮でスワローズに2－3で敗れて5連敗となり成績も開幕
してから6勝13敗1分の-7となってしまった。

　今シーズン前に各マスゴミは‘杉内・ホールトン・村田らをFA補強して死角なし’
と大絶賛していたし‘何ゲーム差を付けて優勝するか’という意見が殆どで正直
違和感があった。

　というのも投手陣では杉内・ホールトンと昨年日本一のホークスから獲得した
のだが、杉内は ともかくホールトンは昨年が出来過ぎというのがホークスファン
の共通した認識で間違っても昨年以上の成績を残すとは思えない。

　一方でクローザーは昨年（たまたま）活躍した久保が昨シーズンオフに股関節
の手術をした影響で開幕に間に合うのかと心配されたのを尻目に何とか間に
合わせたものの代償として肘を痛めてファーム落ちし、とりあえず西村をクロー
ザーにしているのだが中継ぎやローテの谷間で先発など首脳陣は とてもじゃ
ないがクローザーとして腰を据えて育成しようとしているようには思えない。

　結局ブルペンが弱点という最大のウィークポイントが全く克服されてないし、
相変わらずジャイアンツのフロントはブルペンを先発失格者のポジションとしか
見てないのではないだろうか。

　打線も村田を獲得したものの横浜時代から‘右の松中’と言われるぐらい数字は
いいが、ここ一番での勝負強さに欠けるところがあるので落合ではないがラミレス
が残留しての村田獲得ならば まだしもラミレスを放出してまで村田を獲得しても
意味がないと思っていた。

　更に新外人のボウカーはプレシーズンゲームでの好調がウソのように打てずに
打率は1割にすら満たないという体たらく。

　結局07年に小笠原と谷、08年にラミレスを獲得してクリーンアップを打たせて
いたのはいいが、阿部より若い主軸を打てる打者を昨年の長野まで育成してない
というのが響いている。

　今シーズンは阿部をチームの中心と位置付け4番で全試合起用するという話
だが、正直言って ただでさえケガの多い阿部が全試合4番という事は かなりの
負担をかける事になるし万一ケガで欠場したら・・・というリスクマネジメントが
なってない。

　これでは落合やシェーン・マックを放出し清原やルイス・サントスに2年契約
ながら6イニングしか投げなかったエリック・ヒルマンを獲得した97年と同じ轍を
踏みそうな雰囲気だ。

　以前‘画竜点睛を欠く’と記していたが、このままではマスゴミの予想よりも
コチラの方が当たりそうな気がしてならない。