Episode 19:要撃戦 クロスフェーズ・トラップ

 冒頭で和倉隊長が姫矢に対して共闘を申し込むものの、姫矢は断る
シーンが出てくる。
 姫矢がTLTに協力しないというのは分かっていたので、ここで何かひと悶着
があるのでは?と思っていたら外れた。

  今回は溝呂木も登場せずナイトレーダーと四足歩行の重量級ビースト
=ゴルゴレムとの攻防戦がメインで進行するEPで、従来のネクサスの展開
とは違うのだが妙にワクワクする。

 そしてゴルゴレムもメタフィールドを破るなど かなりの強敵だ。

 ‘この男はビーストです、溝呂木と同じ’という凪に対し隊長は
‘彼は溝呂木とは違う、私には そう見える’と銃を
下ろすように命令する。

‘隊長にウルトラマンの正体を知られた時、不思議と不安は
なかった。
 だけど・・・・・・ウルトラマン=姫矢准の体は この時すでに・・・・’

 ‘我々と共に戦う気はないか?’
とビーストを倒して平和を守る目的がナイトレーダーと同じ事を示して共闘を
呼びかける隊長に対し‘TLTを信じてない’と姫矢は応え
‘同じ・・・・ならば教えてくれ、オレの目的を’ と言いながらストーン
フリューゲルを召還して飛び立つ。

  その頃 飯山連邦にゴルゴレムが出現し登る者たちを捕食していく。

 ナイトレーダーが出動して調査中にゴルゴレムが出現。
 そこへウルトラマンが現れて戦い始めるがゴルゴレムはウルトラマンの
攻撃を半透明になって無力化、そこでメタフィールドを展開してオーバーレイ
シュトロームを撃ち込もうとするがガルベロスから受けた傷が疼いて発射し
損ねる。 

 そのスキにゴルゴレムはメタフィールドを破って脱出しウルトラマンは消滅、
チェスターから発射されたスパイダーミサイルも無力化して逃走した。

 その頃 グラビアアイドルの七夏を撮影しているカメラマンの保呂草らの
上空に姫矢のストーンフリューゲルが飛来し墜落、姫矢の傷の治りが通常
よりも遅くストーンフリューゲルをコントロールできなかったのか?

 七夏達が駆けつけて倒れている姫矢を発見し宿泊している旅館に運び
込むが、保呂草は姫矢に見覚えがあった。

 イラストレーターはゴルゴレムに位相間移動能力が備わっていて自由に
移動するのでクロスフェーズトラップを仕かける事を説明。

 ゴルゴレムの進路上に普段はメタフィールドの位相を割り出すために使っているスキャニングパルスの増幅施設を設けメガキャノンチェスターから最大
出力で照射、このトラップに引っかかったところでメガキャノンバニッシャーを
撃ち込んで倒すというもの。

 つまり ここでクロムチェスターのタンクバージョンであるメガキャノン
フォーメーションが生きる事になる。

 ただし作戦の核になるスキャニングパルスの放射限界時間が180秒という
リスクが判明するし、ゴルゴレムの捕食対象として作戦区域近くにあるベッド
タウンの住人10万人には避難勧告を出さずにいるので失敗は許されない
との事。

 官房長官との接見を終えた管理官に対しイラストレーターは
‘犠牲者情報の秘匿から電波管制を含むミッションエリアの大規模な封鎖、
必要な施設の作業などここまで大規模なミッションは初めて’
と言うのに対し管理官は
‘ビーストの進路上にあえて避難勧告を行わない、人口200人に満たない
オフシーズンの温泉街に居合わせた人間ならビーストの餌食になってもいい’
という疑問を持つ。

  保呂草達は旅館で姫矢を看病していたが電波管制のため電話や携帯
すら全く通じない。
 クロスフェーズ・トラップのミッションのために停電する中で保呂草は
‘初めて他人の写真を見て震えたのは、あんなにも力強く真実を
伝えられる。
 それを教えてくれたのがこの人の最後の写真だ、目的が見えた
ような気がしたんだ’
と姫矢がセラを撮った例の写真を見て感じたらしい。

 どうやら姫矢准の写真はカメラマン達の
憧れだったのだろう。

 ゴルゴレムは300mラインで一旦止まり速度を上げて10mラインを通過した
所でスキャニングパルスの照射を開始、やがて姿を現すが完全な状態では
ない。

 放射限界ギリギリでゴルゴレムの位相間移動制御器官の破壊を確認したが、ジェネレーターの冷却が必要でバニッシャー発射可能温度まで90秒
かかる。
 そこで時間を稼ぐためにメガキャノンチェスターは浮上してスパイダー
ミサイルで応戦。
 ようやくジェネレーターの冷却を完了しロックオンしたものの、保呂草の
姿を見つけてバニッシャーを撃てず。

  実は旅館でゴルゴレムの咆哮やナイトレーダーとの戦いの音を聞いた
保呂草はカメラを持って現場に駆けつけていたのだ。
 逃げるように勧める七夏達を無視して
‘姫矢准、今度はオレの番だ。
 オレの写真が伝えるんだ、誰も知らない真実を’
と言いながら一心不乱に撮影していたがゴルゴレムに捕食されてしまった。

 

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