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こーじ苑
ソチ五輪フィギュアスケート日本代表決まる
高橋が「逆転」代表入り/フィギュア(日刊スポーツ) - goo ニュース
21日から行われていた全日本フィギュアスケート選手権が今日終わり注目の
女子シングルは鈴木明子が初優勝を飾り、前日は男子で先のGPファイナルで
世界王者パトリック・チャンに勝った羽生結弦が優勝して それぞれソチ五輪の
出場権を獲得していた。
そして大会終了後に代表選手の発表が行われ女子は全日本のトップ3である
鈴木明子・浅田真央・村上佳奈子が そのまま代表に選出されたのに対し、男子
は羽生に2位の町田樹に続いて全日本では5位に終わった高橋大輔が選出
された。
女子の場合は出産を経て復帰した安藤美姫が奮闘したもののミスが目立って
7位に沈み、優勝するしか出場の目がなかったので3大会連続出場ならず。
さて注目は男子で全日本ではバンクーバー代表の小塚崇彦と織田信成が3位と
4位に入り5位に終わった高橋を上回ったし、高橋の出来がケガの影響で今ひとつ
だったのを考えると最終的に連盟の判断だとは考えていたがケガ前の実績が
考慮されたのだろう。
フィギュアスケートのような採点競技は善悪はさておき選手の実績がモノを
言うし、世界ランキングでは高橋が3位なのに対し小塚は17位だった事を考慮
すればケガが大会前だった事もあり実績で救済という形になったわけだ。
枠が3あれば実績を積み上げた選手と全日本という一発勝負で優勝した選手を
選ぶという選択肢があるわけで、世界ランキングが低かった選手は全日本での
優勝が条件になるので仮に小塚が優勝していれば落選したのは高橋かもしれ
ない。
月並みではあるが選出された男女シングルの6人は最高のコンディションを
作って最高の結果を目指して欲しいし、それこそが世界でも稀有なハイレベルな
選考会の末に落選した選手達に対する責任でもあるのだから。
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ちなみに、団体戦は過去に世界選手権で1度もテストをしたことがなく、毎年4月に日本で行われている国別対抗戦とはレギュレーションが全く異なる。
つまり、団体戦そのものが“ぶっつけ本番”での実施ということだ。
残念ながら、日本はペアとアイスダンスが弱過ぎる。
頼みの綱だったマービン・トランを特例措置の「大帰化」による日本国籍取得に失敗した以上、団体戦でメダルを取る可能性は限りなく低い。
それどころか、SPで上位5位以内に入ってフリーに進むことだって分からない(おそらく、4種目とも満遍なく強化している米露加がメダルを取ると思う)。
しかも、団体戦は開会式の前日から競技を実施する。
フィギュアも体操競技と同じく個人種目より先に実施するが、体操競技のように団体戦が個人種目の予選を兼ねてないので、意味合いが全く違う
男女シングルに関してはSPとフリーは選手の入れ替えは出来るが、五輪で2度もピークを合わせるのは並大抵ではないはずだ。
真央ちゃんは直前に現地入りして調整するタイプなので、団体戦に出場しない前回の銭メダリストが明らかに有利になるし、ましてや高橋に至っては怪我を抱えているからシングルスに専念しないと大変なことになる。
ハッキリ言って、フィギュアの団体戦はありがた迷惑な種目だ。
むしろ逆手にとって、リンクコンディションと会場の雰囲気を慣れさせる為に五輪初出場の町田あたりを起用するなど、本番の為の練習だと思って「捨て試合」として有効活用するのが賢明だね。
とはいえ、日本は冬季五輪でメダルを取れる種目が少ないので、メディアが「団体戦でメダルを取って日本選手団に勢いをつけろ!!」と事情をロクに知らない世間を無駄に煽り立てるのは容易に予想が付くけど・・・
私も同じ考えです。
やはり団体戦でメダルを取るにはペアとアイスダンスが弱過ぎますよね。
団体戦のシングルには町田と村上あたりの出場でいいかと思います。
得るは捨てるにありという諺もありますからね。