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スーツアクターは やられ役の方が大変

 先日ビデオに保存していたサンダ対ガイラをDVDにダビングしながら見て
いたのだが、ある事に気が付いた。

‘サンダ対ガイラ’というタイトルではあるがサンダより悪役のガイラの方が
活躍シーンがやたらと多い。
 人を食ったり戦車などを叩き潰すなど凶悪な暴れっぷり以外にもメーサー
殺獣光線による攻撃を受けてのた打ち回るシーンが印象的なのだ。

 当然ながらガイラを演じたのは名優・中島春雄氏だ。

 ところが何かの本に載っていたのだが中島氏は‘私はサンダで悪役の
ガイラは弟子にやらせました’と語っていたという。
 ただ どう見てもガイラの演技の方が難しいと思うし、中島氏の記憶違い
だろうという事になったのだが今でもガイラの演技を改めて見ていると
凄みを感じる。

 そういえばウルトラマンでもネロンガやジラースなどの怪獣は中島氏が
演じているけど、ウルトラマンとの絡みや倒されるシーンは他のスーツアク
ターの演技とは違うのが分かる。

 以前 週刊少年マガジンに掲載されていた‘仮面ライダーをつくった男たち’
の中でインパクトが強かったのは大野剣友会のメンバーのエピソードで特に
ライダーにやられる怪人役の演技が いかにも大変そうな感じだった。

 プロレスでも技をかけるよりも受ける方が大変だという話を聞いていた
ので、さもありなんという感じだ。 

 やはりヒーローの鮮やかな活躍は、やられ役の引き立てあってのものだと
思うのだ。

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