日本、ブラジル切符獲得=豪とドロー、5大会連続出場―サッカーW杯予選(時事通信) - goo ニュース
今日 埼玉スタジアムで行われた2012ブラジルW杯アジア最終予選のオー
ストラリア戦で日本代表は82分に不運な形で先制されたものの、後半ロス
タイムに本田圭佑がPKを決めて1-1で引き分けて勝ち点を14としたので
グループBの2位以内が決まりW杯出場を決めた。
W杯出場まで勝ち点1を積み上げればいい状況だったにも拘わらず3月のヨル
ダン戦ではアウェーで敗れているだけに、今日のオーストラリア戦で勝てないと
11日にドーハで行われるイラク戦に かなりのプレッシャーがかかる状況下での
一戦。
気になるのは直前に合流した本田圭佑と岡崎慎司のコンディションや、ケガ
明けの本田と長友佑都が どこまで体調を戻せているか。
引き分けで出場権獲得の日本に対し1勝3分1敗のオーストラリアは日本戦を
終えると残るヨルダン&イラク戦はホームでの試合だし、日本戦を引き分けでも
勝ち点7でヨルダンと並び得失点差で上回って2位に浮上するので絶対に勝た
ないといけない試合ではない。
試合が始まると共に慎重な立ち上がりで前半は両チームのGKが決定的な
ピンチを1度づつ防いで0-0で終了。
後半は日本が主導権を握り再三チャンスを迎えるものの得点できず、反対に
82分にオアーが左サイドから駆け上がって上げたクロスが そのままゴールに
入り不運な形で先制を許す。
日本はハーフナー・マイクと清武を投入して反撃に出て90分にショートコーナー
を受けた本田のクロスが相手のハンドを誘いPKを得て、これを本田が真ん中に
決め同点に追い付き1-1で引き分けたのだった。
思えば昨年今頃オマーンとヨルダンにホームで3-0、6-0と連勝しオースト
ラリアでは1-1で引き分けて最高の形でスタートを切ると9月にはホームで
イラクに1-0、11月にアウェーでオマーンに2-1で勝ち出場権獲得まで残り
勝ち点1としていた。
それを考えるとホームでのオマーン&ヨルダン戦で連勝して いい雰囲気で
スタートできたのとアウェーでのオマーン戦で残り13分で追い付かれて引き
分けを覚悟したものの終了間際に岡崎の決勝ゴールで勝ったのが効いた形だ。
出場権獲得は嬉しいが、さすがに5大会連続ともなれば出場するだけでは
ダメで本田が言うように優勝を目指すなら今からの1年で どこまでレベルアップ
できるかが最大の焦点になるのは間違いない。
とりあえず前哨戦にあたる15日から始まるコンフェデ杯でブラジル・イタ
リア・メキシコ相手に どこまで戦えるか楽しみにしたい。