ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
71年度のミラーマンのOAを終えて
今から40年前にOAされていたミラーマンの年内OAが3話の消えた超特急で
終了し年末年始を挟んで2週間休みになり1月9日から4話で再開する形に
なる。
ミラーマン最初の3話の脚本を担当したのがメインライターの若槻文三で、
見慣れたウルトラの世界とは全く異質のミラーマンワールドを作り上げた。
ウルトラ・ワールドは科学特捜隊から始まる防衛チームがあり侵略宇宙人や
怪獣が存在する世界だったので基本的に一般人も怪獣が存在する事を認識して
いたのに対し、ミラーマンワールドでは侵略宇宙人であるインベーダーの存在
すら一部を除いて一般人は知らずに過ごしているしインベーダーの侵略に対
して組織されたSGMの存在も認識しているとは思いづらい。
インベーダーの地球侵略計画をみると1話では大旋風を人為的に起こして
自然史災害に見せかけ、ウラニウム鉱脈を狙っているというもの。
一方で鏡京太郎がミラーマンだと知っての事か?それとも偶然か?大旋風の
被害に遭った地域を取材に来た京太郎を襲撃し、撃退されて宇宙船をカメラ
で撮影されるやSGM本部がある御手洗邸に忍び込んで自分達の存在を隠蔽
するためにフィルムを盗み出してしまう。
2話では自分達のジャマになる地球人を排除するべく行動を開始しSGM本部
のある御手洗邸に忍び込んで物体をバラバラに分解してしまう爆弾を仕掛けよう
として失敗するもののSGMの協力者である石井博士の抹殺には例の爆弾を
使って成功。
そして石井博士が妹と住んでいた高台にある高層マンションの最上階を乗っ
取っるべく住民全員に法外な金を提示して立ち退かせ、立ち退かない住民には
突然電話が通じなくなったり電気や水道が止まるなどの嫌がらせ?を行って
立ち退かせる。
ただし最上階から設置しようとした謎の武器でパトカーを破壊したもののアジト
を突き止められて証拠隠滅?のために最上階を爆破させようとした。
そして3話では超高感度レーダーと宇宙空間迎撃ミサイルの防衛システム作
りが進んでいるので、それをジャマするべく暗躍するのと平行してミラーマンの
命をピンポイントで狙ってきた。
すなわち超高感度レーダーの開発者である前田教授夫妻が乗り込んだ新幹線
ひかり号を異次元空間に拉致し、教授夫人だけ ひかり号から解放して‘御手洗
邸に行きミラーマンの引渡し’要求を突きつけたのだった。
結局はミラーマンに変身を許し異次元空間から脱出されて暗殺し損ない宇宙
船も破壊されてひかり号も元に戻るのだった。
とはいえ肝心の前田教授の姿はなかったので、とりあえず迎撃プロジェクトに
影響が出るのは確実だろう。
このようにインベーダーはウラン鉱脈の掘削、自分達の存在に気付いた者達の
抹殺、ミラーマンの抹殺というようにピンポイントで絞った作戦を仕掛けてきて
いるわけで これこそがレギュラーの敵ならではの魅力だしウルトラや仮面ライ
ダーには なかった設定だろう。
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おっ、パスワードが1968、全てが順調に行っていれば、ウルトラセブンに次いで登場していたかもしれない年です(ご存知かもしれませんが翌、1969にはジャンボーグAが登場してたかも、です)。
そう言った意味でも3人目の冠ヒーローになれなかったミラーマン、4人目になれなかったジャンボーグAは不運でした。
冠ヒーローとは、「監修 円谷英二」ということです。逆に言えばウルトラマンとウルトラセブンだけというのは、(作品の質に加えて)両ヒーローを別格せしめたと思います。
そうですね、ウルトラQからセブンまで。
あとは怪奇大作戦とマイティジャックまでが‘監修円谷英二’が入るのですよね。
ミラーマンとジャンボーグAは円谷英二存命中にあった企画でしたから、そういう意味ではOAされていれば
円谷英二監修作品になっていたのですね。
確かにボスキャラがいない敵組織は不気味です。
(1度だけ草野大吾がボスを演じてましたけど)
そうですね。
MJは2クール目以降延長されていたら、もう少しQの
存在や大ボスも分かったかもしれませんが打ち切りになったのが痛いですね。
1話の吉原正皓から始まり南原宏治や佐原健二に松本染升、佐竹明夫、ハロルド・コンウェイ、平田明彦などQの幹部は名優揃いですよね。