goo blog サービス終了のお知らせ 

キングコング: 髑髏島の巨神を見て来た

 今日は春休み最後の店休日という事で家族で映画に行った。
 
 私は息子とキングコング: 髑髏島の巨神を見たのだがギャレス・
エドワーズ版ゴジラと比べてみても断然面白く、これぞ怪獣映画と
いう感じだった。

 キングコング作品といえば南の島に生息していて島民達の守り神
という形で生贄のようにされた探検隊の女性を守り、島の怪物を倒
すのだが探検隊に捕獲されて都会に運ばれ見世物にされる中で暴れ
周りビルの上に登って戦闘ヘリなどと戦い最後は墜落死するという
のが定番のパターンだが今回は舞台が髑髏島のみだからコングの魅
力のみが全開というわけだ。

 髑髏島に登場する怪獣だけでも翼竜のサイコ・バルチャーや巨大
クモのバンブー・スパイダーに、ラスボス状態の巨大トカゲのスカ
ル・クローラーだけでなく大ダコのリバー・デビルまでが登場する
のだから凄い。

 特に川で大ダオコ=リバー・デビルとの戦いはキングコング対
ゴジラのコング対大ダコのオマージュだろうと思ってニヤリとし
たのだった。

 南の島のみが舞台の怪獣映画といえば南海の決闘にゴジラの息子
やゲゾラ・ガニメ・カメーバ決戦南海の大怪獣あたりに代表される
ように人類対怪獣というパターンだが、実際にバンブー・スパイダ
ーなどは人類のみが戦っているわけでアメリカ軍の装備と大自然と
いう構図も興味深い。

 意外だったのがキングコング映画での定番であるヒロインとの絡
みが最後に川に落ちたのを助けるぐらいで終わらせているし、当初
コングを窮地に陥れる形になった廃船のチェーンが途中から最大の
武器になるなど なかなか面白いものがあった。

 結局アニメ版キングコングやキングコングの逆襲のモンド島編と
いうのが今回の立ち位置で最もオイシイところ取りをしているし、
‘モナーク’という言葉が度々出て来るわけで聞いた事あるなと思
ったらギャレス・エドワーズ版ゴジラにも登場した名称でエンドロ
ールが終わってから‘王はコングだけではない’とモナークが集め
た壁画にゴジラやラドンにモスラやキングギドラを髣髴させる姿が
描かれている形で終わる。

 つまり今回登場したコングがハリウッド版ゴジラ対キングコング
で戦うという事を仄めかしているのだから、否が応でも興味は尽き
ないわけだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« ガッツ石松、... マラソン強化... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
これぞ (こうちゃん)
2017-04-03 22:11:52
キングコングかな、と思ったなぁ。最新映像だから、それなりに見応えはありました。ハリウッド版ゴジラよりはマシですね。誤字がありますよ。崇拝の意味ならオナージュではなく、オマージュですよ。
 
 
 
まさしく (こーじ)
2017-04-04 22:46:39
>こうちゃん様
 まさしくこれぞ正統派怪獣映画という感じですね。

 ギャレス・エドワーズ版ゴジラが凄く不憫になりましたから、せめてこの会社でコングと対戦させて欲しいものです。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。