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こーじ苑
世界相手に勝つにはキープレイヤーに頼るべからず
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-60135
男子バレー世界選手権は日本時間の昨日朝ポーランドのカトヴィ
ツェで決勝戦が行われ、イタリアがポーランドに22-25・25-21・
25ー18・25ー20の3-1で勝ちポーランドの3連覇を阻み98年以来4回
目の優勝を果たした。
3位決定戦ではブラジルがスロベニアに3ー1で勝ち3位に入ったの
だが、日本はご存じのようにベスト16でフランスにフルセットの末
敗れ最終的に12位で世界ランキングを大会前の11位から7位に順位
アップする事になった。
大会終了後に日本代表のフィリップ・ブラン監督が、オンライン
会見で大会の総括をした中で強調していたのがキープレイヤー不在
でも勝てる事を示した。
今大会の日本は東京五輪金メダル&ネーションズリーグ王者のフラ
ンス相手にフルセットの大熱戦を演じただけでなく、予選リーグでは
19連敗中だったキューバに95年以来の勝利を挙げるなど収穫は大きか
ったわけだが何と言ってもエースの石川祐希が大会前に負傷したにも
拘わらず大塚達宣が遜色のないパフォーマンスを見せた。
この結果チームの選手層は確実に厚くなっており上位進出の条件を
満たし始めた感じだ。
昨年の女子バスケットがフォーバスHCがエース渡嘉敷来夢不在で
も銀メダルを獲得したのに対し、女子バレーは初戦のケニア戦でエー
ス古賀紗理那が足首を捻挫して一気にペースダウンしベスト8にも進
めなかったのを考えるとキープレイヤーに頼るスタイルの危うさが分
かるだろう。
つまり今の世界のボールゲームではキープレイヤーに頼るスタイル
はアクシデントに見舞われた時など一気にパフォーマンスが落ちるの
で止めた方がいいのだが、日本のメディアはキープレイヤーを中心に
報道する傾向が強いので世界の潮流とは逆の流れを勧めているのが現
状だ。
結果的にキープレイヤーに頼らず選手層を厚くするというのが最近
の強いチームの特徴なのだから、世界を知っている外国人監督が率い
るからこそで女子バレーも早く外国人体制にしなければ世界との差が
開くばかりではないだろうか。
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そう考えると88年のオランダ代表などは、フリット、ライカールト、クーマン、ファンバステンと、ポジションは違ってもすごい選手がたくさんいれば、やはり抜群に強いものです。当然の話ですが、それを痛感します。
的確なゲームプランナーのオフェラートとファンタジスタのネッツァーは当時西ドイツではどちらを使うか揉めていたそうですが、ラグビーでも第1回W杯で的確なキックが得意のグラン・フォックスが重宝されファンタジスタ系のボティカは出る幕がありませんでした。
今ならネッツァーやボティカは試合のリズムを変えるインパクトプレイヤーになるのでしょうね。