ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
TBSの‘節分の日の暴挙’から20年
今から20年前の今日91年2月3日に行われたWBC:Jフェザー級タイトル
マッチで、挑戦者の畑中清嗣が王者のペドロ・デシマを8RTKOで下して東海
地区のジムから初めての世界王者になった。
試合は1Rに強打のデシマからダウンを奪われた畑中が4Rに4度のダウンを
奪って形勢逆転、その後もスリリングな打ち合いが続き7Rに畑中がダウンを
奪うと8Rにもダウンを追加してTKO勝ちという素晴らしい試合を見せたはず
だったのだが・・・・・・
残念ながら福岡在住の私は この試合を生で見られなかったのだ。
それは中継したのが名古屋のCBCで関西の毎日放送などでは中継された
ようなのだが、肝心のTBSが綱引き選手権を中継したため系列ローカルの
福岡でも中継がなかったという信じられない話だった。
畑中清嗣といえば当時は高橋ナオトや飯泉健二らと並ぶ若手ホープで
‘東海のロッキー’と呼ばれ88年9月には3人の中では最初にヒルベルト・
ローマンの持つWBC:Jバンタム級タイトルに挑んでいた。
老獪なローマンに翻弄されて完敗したものの、その試合は夕方とはいえ生
中継があったのだが なぜか捲土重来を図って2階級上げての再挑戦の試合
はTBSは中継しなかったのだ。
更に同門の薬師寺保栄がWBCバンタム級タイトルを辺丁一から僅差の判定
で奪取した試合も名古屋ローカルだったし、防衛戦も辰吉と対戦する3度目の
防衛戦まではローカル扱いの夕方の試合。
その後も竹原慎二の世界ミドル級タイトル挑戦という歴史的な試合も放送枠を
空けずに中継せず、歴史的な快挙もテレビ東京が関東ローカルの深夜枠での
中継という暴挙もはたらいている。
結局は‘勝ち目がない’‘視聴率が取れない’という理由で中継しなかったの
だろうが、その姿勢が後に誰からも祝福されない3階級制覇王者や兄弟王者を
育む土壌になったのだろうと思う。
かつて郡司信夫や白井義男らの解説者達が日本人選手が勝っても内容が
悪いと辛口の解説をしていた良識あるボクシング中継をしていた局とは思え
ない最近の変貌ぶりだが、今から20年前に その兆候があったのだと今さら
ながらに思う今日この頃だ。
マッチで、挑戦者の畑中清嗣が王者のペドロ・デシマを8RTKOで下して東海
地区のジムから初めての世界王者になった。
試合は1Rに強打のデシマからダウンを奪われた畑中が4Rに4度のダウンを
奪って形勢逆転、その後もスリリングな打ち合いが続き7Rに畑中がダウンを
奪うと8Rにもダウンを追加してTKO勝ちという素晴らしい試合を見せたはず
だったのだが・・・・・・
残念ながら福岡在住の私は この試合を生で見られなかったのだ。
それは中継したのが名古屋のCBCで関西の毎日放送などでは中継された
ようなのだが、肝心のTBSが綱引き選手権を中継したため系列ローカルの
福岡でも中継がなかったという信じられない話だった。
畑中清嗣といえば当時は高橋ナオトや飯泉健二らと並ぶ若手ホープで
‘東海のロッキー’と呼ばれ88年9月には3人の中では最初にヒルベルト・
ローマンの持つWBC:Jバンタム級タイトルに挑んでいた。
老獪なローマンに翻弄されて完敗したものの、その試合は夕方とはいえ生
中継があったのだが なぜか捲土重来を図って2階級上げての再挑戦の試合
はTBSは中継しなかったのだ。
更に同門の薬師寺保栄がWBCバンタム級タイトルを辺丁一から僅差の判定
で奪取した試合も名古屋ローカルだったし、防衛戦も辰吉と対戦する3度目の
防衛戦まではローカル扱いの夕方の試合。
その後も竹原慎二の世界ミドル級タイトル挑戦という歴史的な試合も放送枠を
空けずに中継せず、歴史的な快挙もテレビ東京が関東ローカルの深夜枠での
中継という暴挙もはたらいている。
結局は‘勝ち目がない’‘視聴率が取れない’という理由で中継しなかったの
だろうが、その姿勢が後に誰からも祝福されない3階級制覇王者や兄弟王者を
育む土壌になったのだろうと思う。
かつて郡司信夫や白井義男らの解説者達が日本人選手が勝っても内容が
悪いと辛口の解説をしていた良識あるボクシング中継をしていた局とは思え
ない最近の変貌ぶりだが、今から20年前に その兆候があったのだと今さら
ながらに思う今日この頃だ。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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知ってる人はね ちゃんとわかっている
G+で中継あるのでヨカッタ
ばらまきtbs選手権とは偉い違い
井岡がtbsの思惑通りに奪取となるのでしょうか
元々四輪・F1GPを不定期ながらも放送していたものの、やる気があるんだか無いんだかで、モータースポーツファンから不興を買い、いよいよ中嶋悟選手が日本人初のフルタイムF1ドライバーになったのがチャンスと見えたのに、これを契機に、フジTVにF1放映権を奪われ、局内のモータースポーツ担当が憤激したのが24年前の事、これもここの局。
経営が安定しない国際プロレスにTV放映権料をエサに接近し、経営権を強奪して札付きの悪徳マネージャー、グレート東郷と組んで「チャンピオンは我々が作る」とうそぶき、正月に大々的な興行を打ったは良いが、因果を含めるつもりだったルー・テーズを怒らせてしまい、チャンピオンに、と画策した新人はあえなくバックドロップ一撃で失神KO。挙句に東郷とも喧嘩別れの事態に。後始末に奔走した国際・吉原社長の努力で、急遽招聘したビル・ロビンソンという掘り出し物のおかげで何とかTV放映は存続、という「あ~らら…」なドタバタ劇を演じたのが43年前のちょうど今頃。これの主役もここの局。いやはや、なんとも…
ボクシングに関しては、元々この局と関係の深かった極東ジム・小高伊和夫会長が、プロモートを勤めていた’70年代中期までは、ここの局のボクシング番組も比較的まともでしたが、小高氏が一線から退いた以降は、ご存知の通りの体たらく。可能なら一度、この局は放送免許停止、スポーツ番組への関係禁止にして欲しいと、マジで考えちゃいますね。
やはりNTVとは違いますね。
井岡を生中継するという事は例の一家離れが始まったという事でしょうか?
でも勝てないのでは・・・・
>吉法師様
コング斉藤・・・・いましたね。
長岡からKOされたので一気にメッキが剥げましたし、郡司氏は‘絶対解説しない’と激怒したらしいですね。
モータースポーツもインディに力を入れてましたけど、いつの間にかフェードアウトしたましたね。
まったくスポーツ文化破壊者とはこの局の事を言うのでしょうね。