野生児ウルトラマンだけに

 7月8日から始まったウルトラマンブレーザーは歴代ウルトラマン
と比べて野生児的なキャラで、実際に祈りを何者かに捧げる原始的
な儀式のような独特の動きを戦闘前に見せる。

 戦いぶりは荒々しく原始的な動きで敵と交戦するし、当初の決め
技は右手から発生させた二重螺旋から成る光の槍スパイラルパレー
ドで敵に槍のような使い方でとどめを刺すもの。

 こういった戦い方を見ると今から38年ほど前にOAされた仮面ライ
ダーアマゾン的なキャラになっており、これまでの歴代ウルトラマ
ンにはいなかったタイプで面白い展開だが7話と11話のラストでは
不利とみたブレーザーは変身解除して逃げている。

 7話に登場したニジカガチは額のクリスタルを発光させて放つ虹
光線でスパイラルパレードを焼き尽くすなど相当な威力だったが、
この虹光線を発射された時にブレーザーは変身を強制解除する形
で姿を消しダメージを避ける事ができた。

 野生児的なキャラという事から本能的に虹光線を食うとヤバい
と感じてゲント隊長と分離し、変身を強制解除して逃げているの
だから これまでのウルトラでは初めて見る形だ。

 これまでのウルトラでは敵の攻撃を受けた場合バリアを張るか
体で受け止めてダメージを被るか、もしくは側転などでよけるな
どの行動が目立っておりメビウスなど第1話でディノゾールの攻
撃を避けた結果ビルなどの建物が壊滅状態になりアイハラ・リュ
ウ隊員に叱責され以後は身を挺してビル群などを守るようになる。

 それに対し勝てない事を本能的に察知すると、恥も外聞もなく
逃亡するというのは野生児そのものという感じである。

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