キャッチャーは打って当たり前!

 現在シアトルで活躍中の城島健司がレギュラーに定着した 頃、バッティング練習にせいを出すのを見た評論家連中が ‘キャッチャーは守ってナンボ、打つことばかり考える暇が あったらピッチャーのリードの事を考えるべき’と言ったの を聞いて‘キャッチャーは打てて当たり前ですよ、野手の中 で一番ピッチャーの配球の事を考えているのですから’と反 論したのを覚えている。  実際キャッチャーはピッチャーをリードする立場なので、 ‘自分ならこうする’と考えながら相手ピッチャーの配球を 読むので下手な野手より打てる可能性がむしろ高い。  高校野球でもキャッチャーがクリーンアップを打つケース が多いのを見ると城島のいう事は理解できる。  考えてみるとV9の名キャッチャーである森昌彦は5番を度々 打つケースがあったし、野村克也もプレーイングマネージャー をしながらでも4番を打っていた。 . . . 本文を読む
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ウルトラマンの原型・フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)

 66年1月からOAされたウルトラQで怪獣ブームが起きて ウルトラマンへと続くのだが、この原型となったのが意外 にも65年に製作されたフランケンシュタイン対地底怪獣 (バラゴン)である。  それまでの東宝映画ではゴジラとアンギラス、キングコ ング、モスラ、キングギドラなどと絡ませていたが操演の モスラ以外は重量感溢れる怪獣同士の戦いが主だった。  そこで新たな企画としてヒュ-マノイド型のキャラを立 ち上げるのにアメリカのベネディクトプロと合作でフラン ケンシュタインを使った映画の製作にかかった。  当初は60年の‘ガス人間第1号’の続編としてフランケン シュタイン対ガス人間でスタートし、フランケンシュタイン 対ゴジラという企画まで立ち上がったが50mのゴジラと戦わ せるには無理があるという事で地底怪獣・バラゴンという身 長20mクラスの怪獣を登場させて戦わせたのだ。 . . . 本文を読む
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