たまたま本で、花王が国内の10%ほどもシェアを占めていたフロッピーディスク製造を止めたというのを読んだ。
知ってる人が多いと思うけど、うどんジムは開業前後は時事が空白になってる時期も多かったので、花王がフロッピーディスクをつくってたことさえ知りませんでした。
止めた理由としては、後藤会長がおっしゃるに
媒介たるディスクだけつくっても、情報分野のハードもソフトも持たないのでは、ほかの企業の動向など外部に左右されてばかりで、下請け的な事業しかできないけど、
エコナクッキングオイルや緑茶ヘルシアのような食品分野は、自前で主導権を発揮してヒット商品を出していけると。
垂直的多角化とか水平的多角化そういうこととも関係あるのかな?
あと、企業に一番大事なのは、「健全な危機意識」と「現状不満足」だとも。
うちのうどん店はどうだろうか?
実は、先日、財務局から毎日のように来られるお客様がかなり多いということがわかりました。
中央通りを越えて、途中のうどん店をいくつか通過して、わざわざたくさんの人が連日歩いて来て下さってるということは、うちの評価を考えるうえでうれしいことなんですが、それまでは財務局や管区警察がサンポートに行っても、そんなにうちには来てないだろうから影響は少ないと思ってただけに、多い日は売上げの1割ほどを占めているかもしれないと知って、がっくり来ました。
それにしてもうちぐらい離れてても、脅威なのに、道の向こう側でランチとかやってるところはどうなんだろう。
中小商店からしたら、サンポートに対して、税金たくさん入れて、うちの敵をつくってええかげんにしてくれという気分の人が多いのがうなずけます。
家賃なしで家族労働だったら何とかなるのかもしれないけど、どうなんでしょうね。
天気が良くなったり、悪くなったり、サンポートやイオンができたり、近隣の事業者が倒産したり、近所で工事が始まったり、選挙事務所ができたり、飲食店が他にできたり、なくなったりということは、どれも受身のこと。
受身のことでいいこともあるけど、受身のことに左右されているだけの店ではやる意味があまりないと思う。
それに対して、営業時間や日数を増やしたり、新メニューをつくったり、広告を打つなどは自ら能動的にやっていること。
能動的なことの影響が、受身なことの影響よりも大きいと思えば、やりがいも大きかろうけど、そうでなければ、やってもつまらんし、たぶん、経営自体が行き詰るでしょう。
誰もが能動的にやってうまくいくのなら、やる気がある人は皆するのでしょうが、能動的になるのを阻害する要因がすぐにいくつか思い浮かびます。
たとえば、
・営業を伸ばしても、昼以外はうどんを食べる人がいないので、光熱費しか出ない。
・新メニューをつくっても、1番安いかけうどん以外はたくさんは売れないのでつくっても廃棄ばかりが多くなる。
・広告を打ったり、知名度が上がっても、街中の駐車場のない店では、徒歩圏以外から昼にわざわざ遠方から食べに来る人はそういない。
などパッと誰しも思いつくでしょう。
きちんと毎日の単調とも思える作業をまじめに繰り返し、長く営業を続けていくということが能動的にやれる努力で一番大きいことかもしれませんが、それ以外で、上に書いたような能動的になることを阻害することをなんとか打ち破っていけたらいいのになあと思います。
たとえば、今、試験的に夕方開けていても、1時間に1、2人しか来ません。
(もちろんオモテに15:00までと書いてあるからなんでしょうが)
これが続くならほんとにアホらしくなります。
また、定着するまで、我慢するなら、3時以降の2、3時間だけでも評判落とさないように定期的に茹で続けると、4、5人のお客さんのために数十玉廃棄したりすることにもなるでしょう。
夕方開けるなら、こっちから
「営業時間延ばすので、残業なんかがあるときは、うちに寄ってください。」
とか、昼のお客さんがいるところを中心に近隣の事業所に一件、一件、挨拶まわりでもするもんだろうか。
横並び意識があると違和感あるかもしれませんが、こういう能動的な努力を臆せずに次々とやっていけば、いいのかもしれないなあと思います。
何にしても、無理と思われがちなことを打ち破って、能動的であり続け、受身の要因を越えていくことが大事だなあと思います。
知ってる人が多いと思うけど、うどんジムは開業前後は時事が空白になってる時期も多かったので、花王がフロッピーディスクをつくってたことさえ知りませんでした。
止めた理由としては、後藤会長がおっしゃるに
媒介たるディスクだけつくっても、情報分野のハードもソフトも持たないのでは、ほかの企業の動向など外部に左右されてばかりで、下請け的な事業しかできないけど、
エコナクッキングオイルや緑茶ヘルシアのような食品分野は、自前で主導権を発揮してヒット商品を出していけると。
垂直的多角化とか水平的多角化そういうこととも関係あるのかな?
あと、企業に一番大事なのは、「健全な危機意識」と「現状不満足」だとも。
うちのうどん店はどうだろうか?
実は、先日、財務局から毎日のように来られるお客様がかなり多いということがわかりました。
中央通りを越えて、途中のうどん店をいくつか通過して、わざわざたくさんの人が連日歩いて来て下さってるということは、うちの評価を考えるうえでうれしいことなんですが、それまでは財務局や管区警察がサンポートに行っても、そんなにうちには来てないだろうから影響は少ないと思ってただけに、多い日は売上げの1割ほどを占めているかもしれないと知って、がっくり来ました。
それにしてもうちぐらい離れてても、脅威なのに、道の向こう側でランチとかやってるところはどうなんだろう。
中小商店からしたら、サンポートに対して、税金たくさん入れて、うちの敵をつくってええかげんにしてくれという気分の人が多いのがうなずけます。
家賃なしで家族労働だったら何とかなるのかもしれないけど、どうなんでしょうね。
天気が良くなったり、悪くなったり、サンポートやイオンができたり、近隣の事業者が倒産したり、近所で工事が始まったり、選挙事務所ができたり、飲食店が他にできたり、なくなったりということは、どれも受身のこと。
受身のことでいいこともあるけど、受身のことに左右されているだけの店ではやる意味があまりないと思う。
それに対して、営業時間や日数を増やしたり、新メニューをつくったり、広告を打つなどは自ら能動的にやっていること。
能動的なことの影響が、受身なことの影響よりも大きいと思えば、やりがいも大きかろうけど、そうでなければ、やってもつまらんし、たぶん、経営自体が行き詰るでしょう。
誰もが能動的にやってうまくいくのなら、やる気がある人は皆するのでしょうが、能動的になるのを阻害する要因がすぐにいくつか思い浮かびます。
たとえば、
・営業を伸ばしても、昼以外はうどんを食べる人がいないので、光熱費しか出ない。
・新メニューをつくっても、1番安いかけうどん以外はたくさんは売れないのでつくっても廃棄ばかりが多くなる。
・広告を打ったり、知名度が上がっても、街中の駐車場のない店では、徒歩圏以外から昼にわざわざ遠方から食べに来る人はそういない。
などパッと誰しも思いつくでしょう。
きちんと毎日の単調とも思える作業をまじめに繰り返し、長く営業を続けていくということが能動的にやれる努力で一番大きいことかもしれませんが、それ以外で、上に書いたような能動的になることを阻害することをなんとか打ち破っていけたらいいのになあと思います。
たとえば、今、試験的に夕方開けていても、1時間に1、2人しか来ません。
(もちろんオモテに15:00までと書いてあるからなんでしょうが)
これが続くならほんとにアホらしくなります。
また、定着するまで、我慢するなら、3時以降の2、3時間だけでも評判落とさないように定期的に茹で続けると、4、5人のお客さんのために数十玉廃棄したりすることにもなるでしょう。
夕方開けるなら、こっちから
「営業時間延ばすので、残業なんかがあるときは、うちに寄ってください。」
とか、昼のお客さんがいるところを中心に近隣の事業所に一件、一件、挨拶まわりでもするもんだろうか。
横並び意識があると違和感あるかもしれませんが、こういう能動的な努力を臆せずに次々とやっていけば、いいのかもしれないなあと思います。
何にしても、無理と思われがちなことを打ち破って、能動的であり続け、受身の要因を越えていくことが大事だなあと思います。