goo blog サービス終了のお知らせ 

うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

雑感 ニーチェ サルトル マルクス など

2007-04-08 19:11:56 | Weblog
うどんジムは、歴史上の3大偉人として
理工科学系や宗教関係の人のことはわからないので置いといて

ユリウス・カエサル
カール・マルクス
ジョン・M・ケインズ

を思い浮かべてしまいます。

うどんジムは、共産主義者でも、マルクス主義者でもありませんが

マルクス主義は、便利だし、近代思想史の中で最も、よくできてるような気がしてます。
歴史の事実や、進化論や、物理の法則と照らして、整合しているような気がする。

マルクス主義が世間でこういう言われ方をしているかどうか知りませんが

「刃物」や「分析機器・試験薬」として使うものだと思ってます。

うどんジムは、刃物で社会をつくれるとは思わないし、使い方を誤れば危険だし、実際、誤りやすいと思う。
また、他者の分析を所構わずしていれば魅力は持てないだろうし、恋人を選ぶのに試験薬を使ったりはしないし、できないと思う。

たとえば
結婚を社会や男性による搾取制度だ。

と言って、人を引きつけることはできないし、多くの人の気分を害したり、人を傷つけることになりうると思うし、喜びとか生きる原動力は持ちにくいと思う。

ただ、結婚制度の問題は何で、原因は何で、どういう影響を持っているのか?
ということを理解しようと思えば

マルクス主義的な見方で、刃物で切って分解したり、形を整え理解しやすい形にしたり、試験薬や分析機器として、検査することに勝るものは無いような気がしている。

刃物や試験薬自体では、社会はつくり難いし、使い場所は限定されると思うので、うどんジムは、全然マルクス主義者でもないし、まるで傾倒しない。

ただ、マルクス主義をてんで毛嫌いする人は、
だからといって、刃物や顕微鏡を憎むのに似ておかしいと思う。

刃物や分析機器の形成力や分解力や発見を補助するし、示唆する力が実社会に必要であることは疑えない。

度量衡や貨幣の発明に匹敵するぐらい、歴史上最も、汎用性の高い刃物や分析機器をつくった点で、マルクスはすごいような気がしている。

うどんジムの中では、うどん屋の経営と
マルクスやニーチェ、サルトルは、それなりに関係してます。
もちろんかじっただけだし、自分の波長に合うように意図的に曲解もしてますが。

ニーチェは「神は死んだ」で有名。
サルトルは「実存は本質に先立つ」で有名。

格差社会と劇場型政治、テレビ番組の捏造の動機、地域社会での貢献などなどの昨今の社会現象。

ニーチェやサルトルはそういうことに示唆を与えているなあと思う。
その示唆に対して、マルクス主義は、具体的な方法論を探るのを助けてくれていると思う。

たとえば、本質を問う前に、人は存在している。
だから、人は、本質を形成していくのだ。
つまり、社会へ関わっていくことによって、人は人足りうる本質を整えていく。
じゃあ、地域社会へ貢献をしていくことで、人は本質を備えていくのでは。
とか、

貧しさを尊び、富をいやしいものとして扱うような、教えに対して、それじゃあいかんよというところ。

とか

肥満のような問題も資本主義・自由主義での都市活動によって、コスト・速度・保存などの観点からつくられる良くない食べ物や、生活リズムによってもたらされると考えれば、ネギや大根や梅を無料トッピングとして置く事で、調和を図ってみようとか考えることにもなる。

そして、これもサルトルのいうところのアンガージュマン(英語ならエンゲイジメント、日本語なら、意志を伴う関与というところでしょうか。)

最近。
議員宿舎が高いのどうのいってますが。
この状況を見て、ニーチェは再度。
「神は死んだ」
と言わないだろうか?

議員は、何の仕事をしているのか。
何のために東京に住まないといけないのか。
それは誰のためで、どんな問題が社会にあるからで、その影響はどれほどのものなのか?
議員宿舎は個別に安すぎるのかどうかは、うどんジムには、判断できません。
ただ、議員の活動や社会の問題に関心の無い状況で、嫉妬や怨念がもとになった意見が各種メディアで語られ、議員や行政の活動が阻害されたり、歪められることがあるのは疑問に思う。

今日は、選挙でした。

議員は君臨してるんですか?
民の代表ではありますが、監視され、使われる地位でしょう。
そう思えば、
嫉妬して、自分たちの使う道具をわざわざ動きづらくするのはどうかと思う。
それに、議員になることにメリットがあって、一部に困った人がいるとしても
少なからず、わざわざ不安定で、わずらわしいことをしてくれている。
それなりに、感謝の念もあわせ持ちたいものだと思う。