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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

好調ゆえの焦り

2008-03-25 22:00:04 | Weblog
ここのところ、うちも軽ブレイクしてるんじゃないかと思う。
理由はわからんけど、11時台に、40人ぐらい来る日がけっこう出てきた。

え!?調子が悪い日なんか10人ぐらいの日もありましたよ。

うちは2006年3月29日が開店初日だから、そろそろ2年。
ええように言ってくれる人は、「お宅は3年目にブレイクする。伸びる店はそうなんや。そういう気配はある。」と言ってくれてた。

あんまりいい話はマジメに聞かないんだけど、確かにずっと微増し続けてきた。

「全店制覇」に載り、四国新聞の「さぬきうどん遍路」の冊子にも取り上げられ、県内で20万部も配布されるし、この冊子は高松の300以上の店の中からいちおう標準以上という前提で「人気店」として載るので、ネットや本をわざわざみない近所のおかみさんや職人さんなんかもいいと言われる店として知ってくれるに違いない。
たぶん、こういうのには、いったんいい方で載れば、連鎖的にいろんなとこで取り上げてもらいやすくなるような気がする。
そして、駐車場整備のチャンス。

楽観視はしない方だが、3年目は、上手にやれば、年商30~50%以上前年比で上がっても、不思議ではないかも。

しかし、ここから大幅にお客さんが増えると、今でもけっこうキツイと感じているのにうどんジムの負担も増えるし、それなりの人を雇う必要も出てくる。
それなりに、売上は増えると思うが、必ず見込みどおり、増員と駐車場賃料の負担を負えるほどに増えるかとなると不安も大きい。
また、噂では、小麦粉が上がるどころか、大手が買い占めて入手困難になり、休業の事態もありうるという人もいる。

居酒屋グループのオーナーも「小麦もそうだが、豚肉が3割ぐらい上がって、鍋がキツイ。」と言ってた。

また、大手の競合店が近隣に出来れば、うどんジムが思っていることがすべて理想通りに進んでも、すぐに大赤字に転じる可能性が大きい。
それまでにかなり高いところを飛べるようにしておかんと、低空飛行ではいつサメに飛びつかれて食われるかわからん。

端から見て無茶苦茶に高く見えるところを飛ばない限り、いつ食われるかわからん。
大手の時代、事業所と人口減、原材料と燃料のコストアップトレンドなどから、「うどん屋は不景気に強いとか、日銭だからやっていける。」とかの楽観的な理屈は何一つ通らないと思うべきだと思う。

鳥は絶対にサメには勝てん。
はっきりと突出して優れた店以外はすべてつぶれると、うどんジムは個人的な感覚では思っている。
うちはまだそれにはほど遠いし、その途は見えてない。

それを考えたら、焦るなあ。