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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

新しい局面

2007-12-22 01:42:46 | Weblog
19日に1日の売上の記録を更新しましたが、20日にも再度、440円ばかり更新しました。
実に低いレベルの話ですが、開業直後の昨年4月の売上の2倍近くに再度上がってきました。
正直、開業時にここまでお客さんが入るというのは、想定してませんでした。

ただ、21日は、前日比で40人以上減りました。
増えてくると、変動も大きくて、余り物が増えて困る。

最近、パートの定着がわるく、イオンや人材派遣業などの影響で、労働市場も好条件が増えている。
2年前なら、時給800円はいい方だったが、今は、悪くもないけど、目を引かない数字だと思う。

最近、パートの当日突然の欠勤などで、スタッフ計2名の日が続いた。
家族でやるならともかく、パート1名と自分の計2名で、1時間に100人をまわすというのは、長期で見て無理がある。
知り合いの繁盛している他店は、ピーク1時間に120か130人来ますが、5人でまわしているそうです。
経営経験も繁盛店での勤務経験もうどんジムより豊富ですが、うどんジムのお店は、効率化しすぎだといわれた。
2人で、1時間100人は、想像すらつかないという。
現実に、やってるとこはあるけど、ベテラン夫婦とかやる気まんまんの若手夫婦とかだと思う。
パートにそのレベルを要求したら、欠勤のときにほんとに閉店しなくてはならなくなるかもしれない。

最近の値上げラッシュについて
それなりの評判を保ち、粗品を丁寧に配って、近隣のお店が減るなどすれば、値上げせずにやれると思ったが、それでは人を増やす必要が出てくる。
パートの時間というのは、部外者が思うように、経営者が変更したり、コントロールできるものではない。
週4は入りたい人に、3でお願いすると、不満がたまってやめるだろうし、4時間入りたい人に、3時間で頼むと、やはり他で条件が合うところを探そうとしてやめるだろう。

いい人が長期に定着するには、満足できる条件以外では難しいと思う。

だから、値上げをせずに、来客増でそれを穴埋めしようとすると、組織に破綻が生じてしまう恐れがある。

オフィス街のセルフうどんは、お客さんがきちんと入る時間が短いが、集中度が極めて高い。
だから、売上の割には、人件費がかかりやすい面もある。
一般店の方が一見人件費はかかりそうに見えるが、そこに落とし穴がある。

じゃあ、近所で、昼の1時間だけ時給1200円ぐらいで募集したら応募があるかというと、うちに関しては、今のところ、問い合わせが1件あっただけで面接すら行えてない。

また、1時間だけでいいというような気持ちで働く人ってのは、まじめな人かどうか怪しいし、定着もしにくいだろう。

うちには、それなりに集客したり、売上を立てる力はありそうに思えてきた。目標がすごく低かったので、よそから見たら全然大したことないんですが。

今の局面は、組織力の増強に全力を注ぐべき時期だと思う。
それができれば、たぶん、売上もお得意先の移転など外部の大きな変化がなければ当面維持できるだろう。
きちんと雇うに見合う連結ベースでの売上規模を上げなければ。