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治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

社会復帰への第一歩?

2006-06-18 07:56:07 | ☆日記・随筆☆
【前回までのあらすじ】
 最近の大学生は甘い考え方を持っている。よって試験監督という楽なバイトに人気が集中し、いたいけな難病患者には六月の試験監督のバイトのポストはまわってこなかった。現代社会の課題は、いたいけな難病患者に愛の手をさしのべるような社会にすることだろう。

私の携帯に一本の電話がかかってきた。
もしかしたらノーベル賞受賞の知らせかもしれないと緊張して電話をとると、塾から試験監督に空きが出たので急遽入ってほしいということだった。
思わぬ展開に驚きつつも(私がノーベル賞受賞をのがしたということに対して)やっとバイトができると心を躍らせた。
しかし、急遽代行であるため、私が試験監督に入る教室は三田教室らしい(本来なら自宅から近い場所が選ばれる)。

関東、東北、北海道、九州、四国、沖縄、ハワイ、グアム、シベリア、ジンバブエの人のために説明しておこう。
兵庫県の三田というのは「みた」と読まずに「さんでん」とも読まずに「さんだ」と読む。
私の住んでいる宝塚からはJRで約1800秒(約30分)ほどかかる。
さらに沖縄経由、モスクワ経由などのルートをたどれば一時間やそこらではたどり着かない。
交通費の出ないただのバイトとして行く距離としては少々遠い。
一年間難病と闘いつづけたかよわい乙女が移動する距離としてはかなり遠い。

微妙に不安ではあったが、試験監督という非常に楽なバイトのため社会復帰の一歩としてはいいのではないだろうかとこの申し出を受諾した。

試験当日。

三田教室には行ったことがないため早めに家を出る。
JRなんて使うと非常に社会復帰した気分になる。
ずっと中学から大学まで通学はJRを使っていた。
あの頃が懐かしい。
JRで単語集を勉強なんてするとさらに学生時代を思い出す。
学生時代の余韻にひたりながら三田駅到着。

三田駅から塾まで実は迷ったのだがその経緯については省略。
試験監督業務は大変だったがその経過については省略。
仕事を終えた後甘いものが食べたくなったがそのケーキについては省略。

【完】

というのは冗談で試験監督業務については次回へ続く。

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