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※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

☆ダーリンは外国人☆

2005-09-21 14:18:36 | ☆漫画☆
コメントにmucchiさんが書いてくださってたことで思い出したので今日はこの話題。
「ダーリンは外国人」「ダーリンの頭ン中」は私の愛読書の一つ。

人生に詰まったら「エースをねらえ!」
勉強に詰まったら「ダーリンの頭ン中」「ダーリンは外国人」
というところ。
どっちも漫画…
いやいや、日本の漫画文化は本当に高度だ

この「ダーリンは外国人」の「ダーリン」ことトニー・ラズロさんは本当に語学オタク。
私も自分で語学マニアと言ってはいるけれど、彼と比べるとまだまだ私は甘い
でも、かなり共感できるところがいっぱいあって、私もトニーさんに近づきたいとさらに語学マニアっぷりが増す。
それに日本人ネイティブでない人の日本語のとらえ方がわかってさらに面白い。

日本人は英語の発音が難しいとばかり言うがこの本を読んで日本語の発音だってネイティブでなかったらかなり難しいのではないかと思った。
特に「ん」の発音。
私達は日本語ネイティブなので普通に発音できるが、これがネイティブでないとそうはいかない。
この本を読んで日本語の発音の難しさを実感し、日本のテレビにでてる外国人の日本語の発音をチェックしてみた。
確かにどんなに流暢に日本語を話していても、外国人が話す日本語という感じがするし、発音というかアクセントが日本人っぽくは話せないようだ。
一人どこかの大学の教授で非常に日本語のうまい人を見た。
その人は見かけはアメリカ人だが声を聞くだけなら日本人がしゃべっているようだった。
あそこまでなるにはなみなみならぬ努力がいっただろう。

日本語の発音の話で面白かった話を一つだけ紹介。

はんのう
はんぱ
はんこ
はんを
はん

この五種類の「ん」は全部発音が違うという。
後ろにくる語で「ん」の発音が違うのだ。
日本人はこれを無意識にやってのける。
発音が苦手な日本人というイメージがあるが、こんなすごいことをやってのけるんだから日本人も捨てたもんではない。
日本語とはなかなか奥深い。

さてさて話を戻すがトニーと私の共通点としてNHKの語学番組をかたっぱしから見るというところがある。
しかも「日本語多すぎ」と文句をいいながら…
本当にそう思う。NHKの語学番組は日本語の説明が多すぎるのだ。
語学好きの私としてももっとその言語を聞きたいので意味がわからなくてもその言語をひらすら流してほしい。
と文句をいいつつも、語学番組を楽しみに毎日を生きている。

そして語学習得術としてすべてをその言語にかえてみるというのも同じ。
まったく同感だ。

というわけで非常にトニーの気持ちが共感できる三冊なので勉強に詰まったときは読むようにしている。
だが私は彼の足元にもおよばない。
彼は何ヶ国語も話せるまさにpolyglotなのだ。
彼に追いつくのはまだまだだが、彼の話を読んで語学の上達はやはり「語学が好き」という気持ちが一番だと実感した。
面白いと思わないと勉強なんて続かない。

この前勉強が楽しいという私に友達が「Mやな」といった。
そうかもしれない。
だが楽しむ気持ちがないと何事も上達しないので、これでいいのだ。
(またバカボンのパパ口調になった…)
ということで勉強するにはMな方がいいのかもしれない。