内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

さしコマくん@電動ハンドリフター導入完了しました

2023年11月14日 23時59分00秒 | 田んぼ

冬期間販売白米用はフレコンへ玄米を詰めるようになって数年。
毎回、軽小屋にフレコンを引き込むのに技を駆使してきました。

昨年、電動ハンドリフターを購入しようとヤフオク見ていたのですがなかなか高額商品。
年間使用回数1回に5万円以上はだせないな~と思ってました。

今月、たまたまヤフオクにおすすめ品として1万円の電動ハンドリフターが表示されてました。
送料の方が高いだろうが購入しました。送料18800円。

11月10日(金曜日)
フォークあるので直送かけてもらえました。


夜、従弟が遊びにきました。
おもちゃ見たいと言うので梱包開けて、バッテリー端子は切断された商品なので、ブースターケーブルとそこらのバッテリーで試運転。
そもそも12Vなのか24Vなのかも不明な商品。

従弟がこの子に名前を付けてくださいました。
今日からこの子の名前はさしコマくんです。

走行前進できた。


動いた。
刺せました。


昇降ユニットも稼働できた。


パレット下げられた。


バックもできたから、まずは使えそうなことはわかった。





11月11日(土)
バッテリー端子用のケーブルを購入する前に板金屋さんへ相談。
そのまま端子つけたら使えるんじゃないので〇端子を圧着してもらい、ターミナルも貰ってきました。
バッテリー充電してあるぞ、邪魔だ持って帰れ~
はーい。頂きま~す。



こんな感じ。いい感じ。
バッテリは115


おおおさまった。


バッテリ固定治具はこう使うのかと分かった。



動いた。



籾摺りしながら掃除などしようと下へ自走。


まずは観察から。
パレット昇降ユニット
12Vモーターだとわかる。


制御リレー盤

リレーは12Vだと分かる。
よって、このハンドリフターは12V仕様だと確定しました。


ハンドルの根本に溶接割れあり。


駆動ギアボックスはギアオイルが入ってるようです。
ドレインと給油口を発見。交換します。





遊んだからバッテリー充電


黒のカバー類をシャーシーブラック塗装
転売ヤーではないです。自分で使うのだけど、綺麗にこしたことはない。
昨年のMC-400足回りシャーシーブラック塗装からなんでも塗るといいことあると分かったから塗るのです。


バッテリーホルダーも塗装します。


バッテリボックスの昭和62年から使い続けて溜まった錆びを掃除します。
ミニ塵取り。

なかなかの量。


電気掃除機は籾摺り環境で使っているので、この手の掃除には秋作業中は使えません。
エアー掃除機で掃除。
むしろこの作業にぴったり。


錆転換剤塗ってから塗装したいですね。


こんな感じにしあがりました。


ミッションオイル抜き。


空w


分からないから90番溢れるまで入れる。


昇降ボタンのダウンボタンが変形しているのでパネル修正と走行レバーは手を離すとN位置に復帰するのですが軸がさび付いて戻らないので、僕が使うならそうゆうもんだでいいのですが、不特定多数が使う可能性があるのでN位置復帰するように修理します。
万が一壁に挟まれて怪我すると困る。

レバーと人が接触すると前進する安全装置のスイッチです。壁とリフターに人が挟まれないようにする安全装置です。
ちゃんと機能しています。


前進2段 F1、F2の2速仕様


後進2段 R1、R2の2速仕様


よって、前後進2段 前後進リレー各1個、2速用リレー1個の3個リレーを使っていることが分かりました。
2速目は抵抗に繋がってる感じ。一番左のリレー



スロットルレバーの軸抜き作業です。
N


F1


F2


R1


R2


挟まれ防止スイッチの結線


走行スロットルの結線




機械部分のみにできました。


ここまでハーネス分離したら、ついでハンドル付け根の溶接割れも修理です。


カラー入り、左側のカラーは抜けてくる。
まぁ、ここはそのままで油さしておしまい。


パネルの変形をプレスで修正


電気制御のお勉強
F2動作のリレー


R2動作のリレー




全周溶接してシャーシーブラック塗装






乾く間に夕食。


食後は、本丸の軸抜き作業。
レバー部分のカールピンを抜いてレバー分離。


軸抜いて、錆びを磨って、グリス塗って戻しておしまい。


遺跡発掘。


過去のタクトスイッチ交換でカラーを落して、圧着スリーブ代用品となってました。
もとの位置にもどしてあげました。



シャーシーブラック塗装乾いたから組み立て。


モーターケーブルが干渉しているのでコルゲート巻いてあげました。


接点磨ってあげました。


モーターに4線生えてる。
ブラッシへ2本、電磁石へ2本ってことでしょうね。


ブラシ点検。
偏摩耗はしていない感じ。
でも、モーター内部は汚いな。触りたくないな。

まずは、邪魔なのでカバーを付けて試運転。
今のところ、車軸からのオイル漏れはない感じ。




試運転してみると前進と後進で車速が違う。
後進は1速、2速そこそこスピードがでるが、前進1速は全然モーター回らない感じ。2速に入るとのろのろ走る。
機構的には前後進ギアは同じなので原因はモーター内部となる。
明日は、モーターOHです。

11月12日(日)
あさから、カズくんに起こされた。
携帯故障につきLineアカウント引っ越せず新しいLineアカウントを登録などなど。
今日はフォークリフトお貸しする日。

フォーク送り出し後、糖尿病友の会お茶会後、リフトアップしてタイヤの回転数でも測定してかとおもって放置。




11月13日(月)
モータ摘出作業


モーターから生えてる線を端子台から分離。
カラーバンドで頭使わない作業。
覚えていられないもん。


モーターとミッションケースの固定ボルトは外からなのか、ミッションケース割らないとだめなのか不明。
まずは、ブレーキばらし。


ミッションケースからギアオイル抜きます。作業おわったらそのまま戻す。




メンドクサイからそのまま、アマチュア抜けないかな、モーターケーブル被覆が硬くなってるから後カバーこれ以上引けないから、やっぱりモーター摘出ですね。


油ぬきおわり。


ミッションケース割り段取りでボルト外してたら、モーターは通しボルトで外せることが分かった。
分解不要と分かる。

ミッションケース割らなくても通しボルト3本で固定されてました。
上ショートボルト
下ロングボルト2本。




オイルはストーブで加温して、ケースへ戻しました。


摘出完了。ゴロンゴロン。


走行モーターの銘板ついてました。
SHINKO
TYPE MEG? G
FRAME 75
03KW
12V
40A
2800RPM
30min
JEM1170
M.NO. 1H6091




ついでに、ブレーキ軸グリスアップして組立てみました。
またバラスけどね。


モータOH開始。
なかなか汚い。
カーボン粉とミッションケースのギアオイル漏れ?でこうなったのかな?




アマチュア部分も大分段付き摩耗しております。


先端スプラインは問題ない。


オイルシールは交換されているようで、傷なし、柔らかいです。
普通のオイルシールぽいので定期的に交換できそうです。


アマチュア磨りました。
ベアリング交換もしたいところですが、今回はそのまま。


良いか悪いか分からないけど、パーツクリーナーと歯ブラシで掃除。


綺麗にしてフィールドコイル組付け。

剥がれた保護ガムテープみたいなものの代わりにガラスチューブ割ってインシュロック固定で保護です。




ブラシ表面も磨きました。


ブラッシ固定のスプリングの形が崩れていたので良さげな方を参考に修正。
多分、前進F1が不調なのはこのバネが原因なのかな。





モーター内部から遺跡のビス発見。
これ、ブラッシ固定のビスですね。



何十年かぶりに元の位置に戻してあげました。


動作検証。
動作よし。無負荷だけど。まずは回ったからよいとします。

試運転


完成!
試しに今日の加重は亀ノ尾、森多早生のはせ掛け籾摺り玄米です。
無事に昇降できました。

11月14日(火)
今回、この電動ハンドリフターを購入した目的重量試験です。



無事に持ち上げました。






バッテリー充電の仕方も分からない。
充電するときは、本体との接続を繋げたままでよいのか、コネクタ外すのか?
このステッカーの意味からすると、通常は外す必要はないと読める。

キーOFFにして、端子に充電クリップを付けて充電してよいみたい。


バッテリが弱くなったから充電してみたら、どうもプラスターミナルの接触が悪い。

端子掃除してから充電再開したら充電開始しました。






充電後、走行試験したら元気です。
やはり、ターミナルの接触不良が原因だったようです。
農作業小屋での整備は完了したので、軽小屋へ引っ越し。

夜、マサミくんが遊びに来てくださったので、手伝ってもらって引っ越しです。


軽小屋配備完了です。定位置は今後です。


こちらでの充電は、この充電器でいけそうです。






まずは、これで軽小屋フレコン引き込み作業が楽できるようになった。