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内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

除雪機 Fujii FSR909DC

2015年02月25日 19時27分18秒 | 除雪機
今日現場へ向かう職人さんが乗ってた軽トラが道半ばでパンクしました。
代車の軽ダンプと軽トラを交換してもらい現場へ向かって頂きました。

スペアタイヤを履かせパンクタイヤを近所の板金屋さんへ持って行きました。

雪の中から、可愛い除雪機が顔だしてました。
話を聞くと雑貨屋さんへドナドナ予定だそうで、余生は私が面倒をみることになりました。
『欲しいものは、金より先に物を貰え』が、板金屋さんのモットーなので教えに従い、直ぐにユンボで軽トラに積み込んで貰いました。

これで、除雪機2台体制になりました。
我が家では除雪機では除雪できないので、専ら雪掘りの現場で使います。
この除雪機の魅力はデーゼルエンジンと幅が900とコンパクトなので軽トラ荷台に除雪道具を積み込むスペースができることです。

1号除雪機は今シーズントラブルも無くお仕事して下さいました。

我が家はダンプ、ハイエース、農機具、重機とデーゼルエンジン天国なのでデーゼルエンジンを触ってみたかったので楽しみです。


Fujii FSR909DC
除雪幅:900mm
エンジン:9馬力デーゼル
シュート左右:電動
シュート上下:手動
駆動形式:HST


エンジンはロビン DY41


できれば、雪のあるうちに修理してテストしたいところです。

除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その10

2015年02月08日 00時56分08秒 | 除雪機
夕方、妻のお迎えついでにバイク屋さんへ寄って除雪機の部品を注文してきました。
クラッチワイヤx2本、ゴム製品、一番高かったのがクラッチホークx2です。
1個3218円もしました。
因みに、クボタのL3001DTのリバースホークは6000円弱でした。

夕食後、ベベルギアのベアリングとクローラーフレームのベアリングも外しました。



これで、走行部分のベアリングは全部新品交換となります。

疑問が、クローラーフレームのベアリングが何故メタルシール(6205Z)なのかです。
ドライブケースの外側はラバーシールなのになぜでしょうかね?


『この6205LLUのベアリングサイズのスナップリンングを簡単に外せるプライヤー教えて下さい。!!!!
安物スナップリングプライヤーではこのサイズを外すのは運任せでした。』

エンジンにエアクリーナーが不要と設計されてる除雪機だから、一番外側のベアリングはラバーシールでなく、メタルシールで十分と考えたのかな?
寒冷地だとラバーが硬くなり磨耗するからメタルシールのほうが良いのかな?

まぁ、今回はラバーシールにします。

一番外側のベアリングは、軸に異物が巻きついたり、シールを傷つけやすいからラバーよりも強度があるメタルシールになったのかな。


除雪機 Fujii FSR1100B ドライヤー

2015年02月08日 00時18分13秒 | 除雪機

この除雪機は、設計が古いので寒い日の一発目はシュートの首凍って回らないのです。


その氷を溶かすためにお湯をかけたり、トーチで炙ったりと、いろいろしてました。

一昨年、アルミ蛇腹ホース(自称ドライヤー)で排ガスをシュートに当てるとエンジン暖気中に氷を溶かせると気が付きました。


昨年末、設備屋さんに新品一本譲ってもらい万全でした。。

でも、このドライヤーかさばるんです。
雑に扱うと穴あくし、変形するしで
普段は小屋へ置いているんですが、現場で除雪機を使うときは、一緒に持っていくんです。

夕方、除雪機を使おうとすると、前の作業で付着した雪が凍りシュートの首が回らなくなったりすることがある為です。

軽トラで運搬する際、荷台に余裕がないからシュートの中へ格納してました。


先日、現場で除雪機を使い、帰りに用事があったからおぢさんの軽トラへ除雪機を載せて帰ってもらいました。
多分、オーガ回しちゃうんだろうなと思いながら、帰宅したら期待通り回しちゃってました。

まぁ、30cm短くなっても、十分使えるからいいんですけど、ドライヤーの保管場所を変えないとなと真剣に考えたんですが、いい場所が無い。
ボンネットに、オーガの予備ボルトとスパナもしまえる工具箱兼ドライヤー格納箱をつけようかなとも考えたんですが、相当大きな箱になるので諦めました。

結局、ボンネットに結んでみることにしました。


年間稼働日数が1週間弱なので、これでいいことにします。

結局、駆動ベルトも交換せずに使ってますが、切れずに済んでます。

オーガのスペアボルトと工具を入れられる小さな工具箱は欲しいな。


除雪機 Fujii FSR1100B 雪掃除棒付けました

2015年02月08日 00時07分19秒 | 除雪機

先日、現場へ除雪機持って行きました。
除雪中にガス欠になり、シュートに雪が詰まってしまいました。

一緒に仕事してたおぢさんが『この除雪機に棒ついてないのか!』と言いながら、何とか詰まった雪を取り除いてくださいました。

棒付けておけと言われたので、ホームセンターでホンダの雪掃除棒を買ってきました。

恐らく、この時代の除雪機は木製の棒に紐で輪っかを作ってて、適当にぶら下げるような時代だったんだと思うんですよ。

棒を固定するクリップは、昨年解体したトラクタの除雪機に付いてたものを保管してたので、それを使うことにしました。


先っぽが飛びててるので、ボンネットを開けるときは、外さないとダメです。

まぁ、ボンネットを開けたままにする棒としても使えるからいいでしょう。


除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その9

2015年02月03日 00時43分17秒 | 除雪機
昨日は、一晩に60cmも降った雪を父ちゃんと2人でユンボ2台で片付けを1日してたから、残作業はあるけど、今日はお休み。

午前中から午後までは妻とお買い物などなど。
帰宅後、父ちゃんと雪掘り後、ユンボ2台で掘った雪を田んぼへぽいぽい。

夕食後、パーツを簡単に洗って、パッキンかすを取っておしまい。
購入パーツリストは、予定通りで良いことにします。

除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その8

2015年01月30日 22時31分52秒 | 除雪機
午後からミッションの上蓋を開けました。
写真上側がオーガ側、下側が油圧モータ側(操作盤側)の写真です。

中央のホークがHi、N、Loの切り替え用
リバースは油圧モータを逆回転するから無い。
右のホークが右クラッチ用
左のホークが左クラッチ用

今回、問題があるのが右クラッチホークが復帰しない問題です。


開けた状態で、右ホークが引かれた状態を数回繰り返したら、復帰しない現象が発生しました。


考えられる原因は、ホークの軸が曲がった、錆びて渋い、オイルシールが硬くて引っかかる、リターンスプリングが弱っているあたりが原因じゃないかなと思ってます。

さて、右クラッチホークを外す作業開始
です。
これが、地獄の入り口でした。w

リターンスプリングを取り出しました。
でも、ホークを抜くことはできない。




何となく、右スプリングが柔らかいような感じです。
両方交換します。

ホークを抜くのにぶつかる隣のギアを抜きました。
でも、まだ、ホークを抜くことはできませんでした。
隣下のギアを抜こうと思うと、ベベルギアが邪魔で抜けない。
やっぱり、油圧モータも外さないとダメっぽい。


油圧モータを回すプーリが固着してて抜けない。
このプーリはプレスものでプーリ抜きでやさしく引っ張ってもビクともしない。

プーリが付いててもギリギリなんとかボルトが抜けたので取れました。


モータを取り外さないと、このボルト2本が抜けないの。


やっと、ベベルギアが抜けました。
無事、隣のギアも抜けました。


それでも、ホークは取れない。


車軸を抜くことにしました。
ゴムクローラーの取り外し。
調整ボルトを緩めて、最小にしても、取れないみたい。

ソリがぶつかるからこれも外します。

微妙に抜けない。


抜けました。
クローラーのパターンを忘れないようにしないと。


クローラー取れました。


試行錯誤しながら、バラバラになりました。


バラバラになりました。






中央のシフターを連結してるカールピンが抜けない構造です。
貫通してない。


全長がケースより長いから、カールピンをドリルで揉まないとバラせないようです。
ここは、このままでいいことにします。


この錆びが原因みたいです。

このオイルシールも原因でしょうね。


結局、ミッションは全バラとなりました。

・ベアリングは問題無さそうだけど、全部交換
・左右ホーク交換
・ホーク3箇所のオイルシールを交換
・リターンスプリング左右交換
・左右クラッチワイヤ交換

このミッションケースは1枚もパッキン無いんです。パーツリストにも無いんです。
全部、液体パッキンで組み付けてありました。

ここまで、すると手を入れてないのは、油圧モータだけ。w

除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その7

2015年01月30日 13時30分12秒 | 除雪機
今日、雪掘りおやすみでございます。
家族みんな、ゆっくりめの朝ご飯を食べて、作業開始しました。

昨年から計画していた作業小屋2階へ物をあげる為のホイストを付けました。

さて、本体フレームとクローラーフレームの分離作業開始です。
ここで、先ほどのホイストが活躍します。

これで、戻す時も楽ができます。


分離完了。



やっと、ミッションの蓋が開けられる。

除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その5

2015年01月25日 23時37分47秒 | 除雪機
今日も雪掘りでした。
明日は、おやすみの予定が欠員を埋めるため仕事になりました。orz

さて、ミッションをバラす前にパーツリストを入手しようと仕事の帰りにバイク屋さんへ行ったら休みでした。w

エンジンを下ろす段取りをしながら、電装を把握してました。

エンジンへ繋がる配線を確認。
エンジン側:接続先ハーネス→行き先
白:青・白2長点 →レギュレターIN
白:黄・白2長点 →レギュレターIN
黄・赤帯:黄・赤帯→作業灯(常時点灯)
赤・白帯:赤・白帯→セルリレー
黒:黒・白帯→イグナイタのGND



コントロールパネルの下を覗いたら、配線の被覆が破れていました。

このボルトが被覆を傷つけました。


メインヒューズがこれ、お粗末な修理です。
自転車屋さんの除雪機メンテナンスってこんなもんなんだろうね。


エンジンを回してバッテリーの電圧を測定したら、11.9Vしかない。
昨年、現場で使った時は使わないで、寒いからバッテリーが上がっていたと思っていたんですが、どうも他に原因がありそうと調べたら、エンジンからレギュレターまではOK
レギュレターの出力を測定するとAC IN 20V DC OUT 17Vと壊れていそうと思い、先の配線を確認してら、バッテリーへ繋がるリード線が断線してました。
この断線の原因も前述のボルトが原因だと思われます。
ヤマハのハーネス担当者の考慮漏れが原因です。



つまり、これが昨年の故障原因でした。
昨年は、この断線でバッテリーが上がっていて、買い物途中の妻が僕のジムニーを乗ってたから現場へ来てもらってブースターケーブルでエンジンをかけることになったわけですよ。

断線を半田付けするついでに、手持ちの汎用ヒューズボックスも付けました。
また、ボルトで被覆を傷めないようにコルゲートを巻きました。


動作検証してみたら、バッテリーの端子間で12.69Vがでました。


バッテリーを外した状態では端子間で
21.69Vがでてました。


また、バッテリーを繋ぐと、12.62Vにもどりました。


レギュレターの等価回路があればいいんですが、ないので、推測ですが、出力端子間に負荷がないと、回帰制御しないみたい。

球が切れた作業灯を開けてみたら、手持ちの電球だったんで、交換しました。
作業灯はエンジンから直結の配線になってました。


これで、電装系の確認は完了です。

明日の夕方に元気があれば、バイク屋さんで、ミッションのパーツリストを入手してエンジンを下ろして、ミッションケースの蓋を開けようと思います。
まぁ、両手と腰が故障してるんで未定です。

除雪機 Fujii FSR1100Bオイル交換

2015年01月22日 01時46分11秒 | 除雪機

あたしの除雪機フジイFSR1100Bのオイル交換ができずにいたので、土曜日が3回目の現場作業前になるので、その前に交換することにしました。

ヤマハのエンジンが5w-30が指定されているので、寒い米沢で使うのであたしのも10w-30から5w-30をいれるこにしました。


ミッションオイル兼作動油も交換しました。
こちらも90番から10w-30のエンジンオイルを入れることにしました。
実は、昨年90番を入れたら、オーガの昇降やローリングが遅くて困ってました。
昨年は、オイル交換してから、ステンレス製フィルターの存在に気付き、掃除をしませんでした。
今年は、こちらも清掃しました。
エンジンかけて、アクチュエータのオイルを出し入れしてみて、オイルをちょっと注ぎ足して、いいことにしました。



久しぶりに開けてみたら、駆動ベルトは2本掛けなんですが、内側の1本が外れてました。
テンショナー外して、ベルトを取りました。
2本とも新品に交換予定ですが、我が家に在庫がないので、内外逆に取り付けておしまい。
まぁ、また外れるでしょう。
ベルトはSB-53です。

ここの、動力を90度変換するベベルギヤボックスのオイルは点検窓からみると綺麗だったので、減った分を10w-30を入れました。
入れすぎたけど、ドレインが四角頭なので、面倒なんで、多いまま。




オーガギアボックスは絶対!熱くならない部分なので、90番から10w-30を入れました。





除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その4

2015年01月22日 01時34分16秒 | 除雪機
黒色の反対側や青色塗装完了しました。




結局、青色3本、黒色2本体使いました。

ミッションオイル交換しようと抜いたら、白濁してました。

指定通り、10w-30のエンジンオイルを2L入れました。

ここまでくれば、オーガ組み立て作業に入る前に、走行試験をしたいので、エンジンにオイルを入れることにしました。

指定通り、5w-30のエンジンオイルを溢れるまで入れました。
自分の除雪機も5w-30を入れたいので20L買ってきました。

走行試験の結果は、本来がわからないので比べられないのですが、クラッチが切れたり切れなかったりするような気がしす。

面倒なので、組み上げてしまいますけど。


除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その3

2015年01月19日 01時45分43秒 | 除雪機
今日は日曜日ですが、工場がおやすみの時にしか雪下ろしできない工場の雪下ろしへ行ってきました。
続きは、また来週の土日です。

帰宅後、ストーブに火を点けて、軽トラ、軽ダンプに積んだままにしていたスノーダンプとスコップを小屋に入れて頂いて、乾すことにしました。
一週間ありがとう。

さて、除雪機修理を続けます。

今日は、オーガを分解しました。






再組み付けできるように400番、600番で磨きました。

黒色部品の塗装を始めました。
先ずは、片面を2度塗りしました。








オーガハウジングを修正して、溶接割れを溶接しました。

内側の溶接は2箇所



外側は、あちこち
ソリが付く部分は、溶接がちぎれてシャコタン状態になってました。



硬い雪へグイグイ前進した為か、中心から左右対称に割れてました。


今日は、ここまで。

明日は、お休み!
黒色部品の反対側を塗装
青色部品のシュート、オーガハウジングを塗装
5w-30のオイル購入、オーガハウジングの底についてるスクレーパを注文と青色スプレーをもう一本買う。
ホームセンターにないので、野村モータースで調達予定です。







除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その2

2015年01月17日 20時42分34秒 | 除雪機
今日は、小学校の除雪最終日でした。

帰宅後、早速、灯油ストーブを焚いて服を乾燥させながら、おやつタイム。

今日は、オーガハウジングからスクレイパ、スキット(そり)を外したり、塗装表面の汚れを取りました。


シャフトを600番で研いて、インペラを組み付けられるようにしました。


次は、オーガハウジングの溶接割れを修理してから塗装作業します。

除雪機 ヤマハ YT1290EX 修理 その1

2015年01月11日 23時14分46秒 | 除雪機
お世話になってる会社の使っていない除雪機のメンテナンスを頼まれました。

ものは、ヤマハのYT1290EXRヤマハのYT1290EXです。
除雪幅900mmで12馬力の除雪機です。
このクラスだとホンダさんよりも作りはいいです。



オイル交換程度で済むと思ったが、大変そうです。

確認できる故障内容は以下の通り
・右クローラーのクラッチが動作しない
・オーガーのソリ部分の溶接剥離
・オーガーのベアリングにガタ有り
・本体に溶接剥離

今日は、ガソリンとエンジンオイルを抜いて、オーガーを外して駆動系統を確認しました。



本体を立てて確認してたら右クラッチが動作するようになりました。
原因が分からないから再発するでしょうから、バラすしかないだろうな。