やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

パキスタン 世界第9位の高峰ナンガパルバットキャンプ1へ

2018-09-07 08:07:17 | パキスタン


標高8126mのナンガ・パルバットは、人喰い山とも
言われる。ヒマラヤ山脈の西側、パキスタンにある。
何人もの登山家の命を奪ってきた。

周辺に2000mを越える高い山がなく、
突出した、そしてとても大きく美しい山。その姿は
スリーピング ビューティ(眠れる美女)とも。

その山に、1953年、始めて登頂成功した、ヘルマンブールが
辿った道を途中までわたしたちも。標高4500mの
キャンプ1は、彼からしたら下界と同じだわな。笑

今年の3月に飛行機からみたナンガパルバット


ヘルマンブールも
彼の著書 八千メートルの上と下

はじめて、ナンガパルバットを目にしたのは飛行機の上からだった
と書いている。

が、わたしたちは今回は
陸路をいくのだけど。

そして、わたしたちも滞在予定のベースキャンプについては、

ヨーロッパの山に比べればかなり高いところで
海抜4000メートル、ヒマラヤではこの高さが本の低地にすぎない。
巨大な氷河のそばのそばのモレーンの丘の上にあり
威風あたりをはらうナンガの北壁から、騒音立てて落下する脅威的な雪崩から
キャンプを守ってくれるかのような
モレーンの丘、と表現している。
氷のさけるおと、轟く音、
砕ける音。。はるかに聞こえる、と。
ここはまだ、人の住む世界だ、と。

彼自身が登って書いた詳細を読みながらいこうと
思ってる。
わたしたちも、想いを馳せるという
そんなツアーになるよ!

29歳の彼が
無酸素で単独で、世界で初めて登頂して、
おりてきたときには老人のような顔をしていた。

わたしたちは、第一キャンプまでだけど、
彼はそのすぐ先でも雪崩にあったりする。
壮絶すぎる、けど、彼はまた、
僕はほとんどなんの苦もなく6450mまできた
と書いてる。

そのあと、下のベースキャンプから
降りてくるようにとの指示がくるのだけど、
彼は聞かずに
上を目指した。

では、いってきます!
イスラマバードでは、信頼し、とても親しいガイドのアミンが、
わたしたちを待っている。
今年の春以来の再会。楽しみ♫

今朝はまだ寝てたはーたんを起こして
行ってきまーす、と言うと玄関まできて
しっかりと、いってらっしゃい!してくれた♡



台風に地震。
被災地の方々にはお見舞い申し上げます。
今回は関空出発予定だったお客さんたちも
成田へ来られることになった。
昨日は、ご参加の親しいお客さんから電話が。
なんだかこんなときに行くのも罪悪感が、と。
海外の友達からも、
大丈夫かと、メールが来る。

わたしたちって、自然の中、
いまを生かされてるだけなんだと改めて
思う。






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