標高8126mのナンガ・パルバットは、人喰い山とも
言われる。ヒマラヤ山脈の西側、パキスタンにある。
何人もの登山家の命を奪ってきた。
周辺に2000mを越える高い山がなく、
突出した、そしてとても大きく美しい山。その姿は
スリーピング ビューティ(眠れる美女)とも。
その山に、1953年、始めて登頂成功した、ヘルマンブールが
辿った道を途中までわたしたちも。標高4500mの
キャンプ1は、彼からしたら下界と同じだわな。笑
今年の3月に飛行機からみたナンガパルバット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/86/41bdee8c5883f39e97246824c9cef1fd.jpg)
ヘルマンブールも
彼の著書 八千メートルの上と下
で
はじめて、ナンガパルバットを目にしたのは飛行機の上からだった
と書いている。
が、わたしたちは今回は
陸路をいくのだけど。
そして、わたしたちも滞在予定のベースキャンプについては、
ヨーロッパの山に比べればかなり高いところで
海抜4000メートル、ヒマラヤではこの高さが本の低地にすぎない。
巨大な氷河のそばのそばのモレーンの丘の上にあり
威風あたりをはらうナンガの北壁から、騒音立てて落下する脅威的な雪崩から
キャンプを守ってくれるかのような
モレーンの丘、と表現している。
氷のさけるおと、轟く音、
砕ける音。。はるかに聞こえる、と。
ここはまだ、人の住む世界だ、と。
彼自身が登って書いた詳細を読みながらいこうと
思ってる。
わたしたちも、想いを馳せるという
そんなツアー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
29歳の彼が
無酸素で単独で、世界で初めて登頂して、
おりてきたときには老人のような顔をしていた。
わたしたちは、第一キャンプまでだけど、
彼はそのすぐ先でも雪崩にあったりする。
壮絶すぎる、けど、彼はまた、
僕はほとんどなんの苦もなく6450mまできた
と書いてる。
そのあと、下のベースキャンプから
降りてくるようにとの指示がくるのだけど、
彼は聞かずに
上を目指した。
では、いってきます!
イスラマバードでは、信頼し、とても親しいガイドのアミンが、
わたしたちを待っている。
今年の春以来の再会。楽しみ♫
今朝はまだ寝てたはーたんを起こして
行ってきまーす、と言うと玄関まできて
しっかりと、いってらっしゃい!してくれた♡
*
台風に地震。
被災地の方々にはお見舞い申し上げます。
今回は関空出発予定だったお客さんたちも
成田へ来られることになった。
昨日は、ご参加の親しいお客さんから電話が。
なんだかこんなときに行くのも罪悪感が、と。
海外の友達からも、
大丈夫かと、メールが来る。
わたしたちって、自然の中、
いまを生かされてるだけなんだと改めて
思う。
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