やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

続 ポポル・ブフ さらに深まる好奇心

2020-02-29 23:44:21 | 南米・中米
グアテマラから帰国してから
マヤ文明とかポポルブフに魅せられたことを
ちょっと書いたの、日記に。
そのときの日記

先日、親しいお客さんがブログを読んで
「家にあったの」とわたしに送ってくださった!


送ってくださったこの文庫本は
1977年の印刷・発行。

そもそも、私が今回ポポルブフに出会ったのは
現地ガイドがバスの移動中にすごい熱意をもって
教えてくれたこと。わたしがすべて書き取って
お客さんにも伝えたこと。
その話の内容はかなり、神話的で先がわからず
何が言いたいかもわからず、不可思議なもの。
でもそれがとても印象的だったのが
この物語は本にされるよりもはるか前、前どころじゃない昔
紀元前には口承で伝えられ、マヤの遺跡に
物語の絵が掘られたものが
見つかっていること。(エルミラドール遺跡2008年)
この話のオリジナルは1700年代のはじめに
スペイン人のヒメネス神父がチチカステナンゴの
図書館でラテン語文字で書かれているキチェ語の
本を見つけたこと。そして翻訳したこと。

現地でグアテマラの歴史
1500年代の侵略のことや
キチェ族やカクチケル族の話をたくさん聞いて
とても色鮮やかに
心に残っている。映像で想像できるほど。

日本でもこの不可思議なお話を
訳した人がいる、そしてそれを持っていたお客さんにも
驚いた。笑
わたしが興味をもっていなかっただけなのかもだけど。
過去にはいろんな文明を調べり本も読んでいるけど。

いったいどんな人なんだろ、これを訳した
林屋永吉さんという方は、と思って、
それも調べたら
とても魅力的そうなひとだった。元駐スペイン特命全権大使の
方だった。

若いころにスペイン語を始めたのは
ポーリン・チェックという踊り手がエスパーニャ・カニーで
スペイン舞踊を踊っていたのに魅せられた、
と。チャーミングだわ。

グアテマラの遺跡に驚愕してマヤ神話ポポルプフを
読みはじめたこと。いろんな出会いで翻訳をしたうえに
三島由紀夫さんが書評も書いてくれることになったとか。たしかに
日本にこの神話が紹介されたことがすごいし。
もう亡くなられていたけど。2008年以降に
エルミラドール遺跡に行かれたかなあ。気になる。

本の中盤以降は
林屋さんご本人のあとがきと、このポポルブフを
あとに訳しなおしたグアテマラの学者の
A・レシーノスの解説も面白すぎる。

しかーし。
この本に出会えたのも運命。

世界は広くて、深い。

そうだ、私の心にもうひとつ、残ってるの。
キルギスの叙事詩、マナス。
読んでみたい。読んでみよう。



*

はーたん、今、友達と21:30くらいから
ずっと携帯のテレビ電話で勉強してる。お互い
顔が映るようにセットして。学校の
ブリントを一緒にしてるの。
これいいね。(ちなみにいまPM23:10)新しい
勉強スタイルじゃ。

最近、塾を移った。親友にすすめてもらったとこ。

その塾の先生は、とっても子供のことを
考えていることが伝わってくる先生で。
はじめて指導してくださってるときの
言葉のかけかたとか、
伝え方とか、
いちいち、わたしのほうが感動した。うまいなあって。
「できてないんじゃない、もうすこしだ」
というような伝え方とかね
プロだからというだけでない、あたたかさがある。

今回もコロナで休学になったことも
その対応については、どうするべきかと
どのようにしてくださるのかとか説明が詳細で
親身だーと思ったの。

素晴らしいプロ意識のひとは
勉強になる。
ポリシーが強いから相手に伝わるんだなあと思った。


今、テーブルの横の下で寝てるすーさんが
おならした。笑
犬もおならするんだー。
いつもはこの時間はすーさんも自分のお部屋の
ゲージの中で寝てるんだけどね。






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