tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

セクハラの断罪方法あるいは報道のあり方

2006年06月22日 23時35分31秒 | ニュース
まだまだ日本という国は、セクハラの断罪について寛容とも言える。それは報道の方法によく現れている。

今日も、大阪市立大学の教育社会学を専門とする助教授がセクハラで半年程度の停職処分を受けた事が記事になっていた。大学側は過去の事件も調査し、近くその助教授を懲戒にするという事だ。

しかし、これだけの事を大学で行っておきながら、いまだ報道においては、人権に対する配慮という名目で実名の報道を行わない。ただこうした社会的寛容性という名において隠蔽を行うのは、相手が大学の教員だからなのかという疑問がある。というのも、普通の会社員でも実名で報道される事は多いし、芸能人ならなおさら、厳しく断罪される。しかも極めて質の悪いセクハラが多い。食事やホテルに誘ったりするという具合である。

私が教えを受けた大学の教員の中で約二名ほどが、セクハラで訴えられ、大学を追われた。確率的に考えるとこの数値は非常に高いと言える。そしてまた、今回断罪された助教授もそうなのだが、教育社会学を研究する学者にセクハラで大学を追われる輩が多いように思う。そしてまた今回もそうなのだが、「人権派」などと言われている人々に多い。

何でなんだろう?