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近頃の商品市況の高騰や地球環境のことを考えると日本という国は
いつまでも科学や技術の世界で世界のトップを走り続けなければ
生き残れないのではないかと考える。
日本はロシアやサウジのように地下資源を輸出して国を
繁栄させることはできないからね。
科学や技術を繁栄させようと思ったら人材育成・教育だよね。
でも、今や日本では4年生の大学への進学率が50%前後に達し、
表面的には世界有数の高等教育の水準なんだけど、
現実的には4年生の大学を出たからといって
街を歩いてる学生も会社に入った大卒もバカばっかだよね。
本当のエリートは社会の10%までというマーチン・トロー(社会学者)
の指摘に従えば、二人に一人が進学するように大衆化した日本の大学は、
もはや真の意味での科学や技術を牽引・先導する人材育成は期待できないな。
多分、大卒者の中での進学率が10%前後という大学院が
昔で言うところの大学としての機能を果たしているのではないでしょうか。
つまり、今では大卒という肩書きなど何の意味もありませんということです。
大卒の肩書きで価値があるのは東大・京大ぐらいですかね。
マスターディグリー(大学院卒)ならば、就職が有利かというと
最近では高学歴なのにプアーな人が多いとのこと。
頑張ってお勉強したのに気の毒なことですよ。
でも、若いときに歯を食いしばってお勉強を頑張れば
ちゃんといいこともあると思います。
少なからず忍耐力、継続力、思慮深くはなるかな。
ウチの場合、少なくとも子供への受験対策でミスることはないと思います。
というよりも、ウチの場合は当分、受験なんてしないかな。
とにもかくにも、今では大卒の肩書きなんて屁みたいなもんですね。
結局は実社会で成功するかどうかがポイントなんですよ。
普通、成功とは金持ちになるとか社長になるとかかもしれないけど、
私のいう成功とは金持ちになるとかじゃありません、
本当に自分自身が思うように生きられたかどうかが大事なんです。
お金は墓場まで持っていけませんからね。
それより、健康で、満足のいく日々を送り、幸せな生活を営むほうが
ぜんぜん素晴らしいことですからね。
本日、お気に入りのカメラとレンズ、アクセサリーを売却しましたが
あまりにも安い買取価格でした。かなりきびしい値付けでした。
もはや購入価格に対して二束三文の扱いです。
そりゃそうですね、趣味の道具は流行が過ぎれば誰からも
見向きもされませんからね。
でも、ここで損したと考えるか、楽しいときを過ごさせてもらったと考えるかで
その人の生き方が決まりますね。
現実的には損しましたが、気持ちを切り替えて新しいレンズでの
不思議な表現スタイルでも考えることにしましょう。