![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/46/b03f6c7c0c7645e8ff0e4b5072ed98e3.jpg)
連日の過食が原因で太り始めてきたので、毎日のジョギングの距離を
13キロから20キロに伸ばしている。
20キロといえばほとんどハーフマラソンだが、週に1回か2週に1回は
必ず20キロは走るようにしているから慣れたものである。
それでも、さすがに20キロも走ると疲労度はハンパではないのだが、
普段どうりに仕事をする。最初は辛いのだがじきになれてしまう。
2年以上もほぼ毎日走っているとランナー仕様の身体になってきたのか
ちょっとくらい無理しても全然平気だからうれしい。
走り始めた3年前なんて10分も走れなかったんだからスゴイ進歩だ。
何事もあせらずにゆっくりやれば気がついたときには格段に進歩しているものである。
あせらず、ゆっくりというのが私には難しいのかもしれない。
せっかちな性格だからすぐに結果を求めようとするのが私の悪い癖だ。
ダイエットでも語学でも楽器でも時間をかけて執念深く頑張っていると
いつの間にか石の壁をすり抜けていることがある。
ゼッタイに無理だと思っていたことが、いともたやすくできてしまうことである。
「アレッ、できちゃったよ!」という感じである。
子供の頃、補助付の自転車から補助なしの自転車にノレた感覚とでもいうのであろうか。
私の場合、古くは英語がそうだった。
最近ではマラソンの20キロ走やダイエットがそれかもしれない。
ウクレレの技術習得もそうかもしれない。
ゼッタイに無理ということが、気がついたらできていたということ。
このコツをつかめば将来いつまでも勝ち戦を続けられる感じがする。
そんな簡単なセオリーに気がつくまで40年以上もかかってしまった。
コンスタントに意思を継続させ続ける。
気がつけば不可能が可能になる。
気がついたらゼッタイに無理だと思っていたタバコまで止めることができました。
この不思議な感覚をもっと有効活用したいなと思う欲深いオレ。
成功感覚というのかな全能感というのかな。
来年以降は更にこの能力を飛躍させて経済的な繁栄をもたらしたい。
訳あって久しぶりにフランツ・ファノン、エリック・ホッファーを読み返す。
エリック・ホッファーは本当に尊敬すべき心の師匠である。
あなたのような人に出会えて本当に良かったと思う数少ない人物。
知らない人は知る必要はまったくないが、私にとってはとても大切な人。
仲良しからサイードを読めといわれるが、なぜか躊躇している。
さっきもブックオフにあったサイードの本を買おうかなと考えたが
一度は手に取ったもののすごく読みにくそうなので棚に戻してしまった。
ところで私がニューヨークにいたとき、多分サイードもコロンビアにいたのだろう。
生のサイードを見たかった。講義も聴いてみたかったな。
刺激を与えられたら感謝して見習うのが常套なのですが私は今だ其処にまで到っていません、情けないですが最近ちょっと不調です。後半に掲げられた作家、全く知りません動脈硬化の最たるものです言葉も在りません。