死の狭山湖ロード

そういえば先週、取り敢えずのクロスバイクを購入しました。ロードバイクならピナレロかコルナゴと決めてましたが、街乗り用のクロスバイクは盗難されても後悔しないようにとお手頃な価格のトレック製にしたのです。お手頃価格といえどもトレック製です。トレックといえば、ガンを克服しながらの前人未到のツール・ド・フランス７連覇の覇者、あのランス・アームストロング選手が専属しているメーカーです。ちなみに私の好きなツール３回個人優勝のグレッグ・ルモンもトレックに乗っていて、同社から自身のメーカーも立ち上げています。今が旬のこのメーカー、たとえ低価格商品でも手を抜いておりません。僕のクロスですが素材はアルミにしました。クロモリ鋼は丈夫ですが重い。本当はフルカーボンが欲しかったのですが値段も高いですし、カーボンは扱いが大変。フレームをガードレールなどでガンとぶつけようものなら即アウトです。カーボンは軽量でしなやかなので走り出しや走行時の路面からのショック吸収はいいのですが扱いが多少デリケートなんです。その点、アルミやクロモリ（クロームモリブデン鋼）は少し重いのですが扱いは多少乱暴でも平気なんですね。街乗りにはこちらの方が適しています。
というわけで本日は仕事もないので午前中のランニング１０キロを走り終え、午後から自宅のある杉並区から西武ドームのある狭山湖まで往復６０キロ、慣らし運転のつもりで走ったのですが、これが地獄のサイクリングになろうとはまったく知りませんでした。走り始めはよかったのです。自宅から丁度１時間くらいで狭山湖に到着です。「おーっと、オレってスゲー脚力じゃん！毎朝のランニングが役立ってるのかな」などと自画自賛。しばし、多摩湖、狭山湖周辺をポタリングしてから帰路につこうとした瞬間、いきなり腰に電気が走ったような痛みが発生！ギックリ腰ではないのですが、明らかに似たような症状です。多分、ずっと悪い体勢で自転車こぎ続けたのが原因だと思います。行きは１時間の道のりを帰りは休み休みで３時間かかりました。その帰り道ですがこれほど辛いことはありませんでした。何と言っても自転車がこげないんですよ腰が痛くて。しかも今日は超暑いし脱水症状寸前です。おかげで３キロ痩せることできました。ちょっとでもペダルを回転させると腰にズキズキくるんです。もう泣きました。毎日ランニングやっている時には腰にゼンゼン異常ないのに不思議なものですね。自転車のライディングポジションがこれほどまでに重要なことなんだと身をもって体験した次第です。ある方に言わせると自分のサイズに合った自転車でポジションをきちんとして乗るとゼッタイに腰に痛みがくることもないし、疲労も少ないようです。ですからロードバイクを買う時はゼッタイに信頼できる店で、しかも対面販売で買うことを決意しました。あー、今日のサイクリング本気で苦しかったっす！本日の写真は痛みが来る前に撮影した護岸工事中の狭山湖でした。