子供のイジメと国家のイジメ

子供のイジメの問題が後を絶ちません。それどころかイジメ問題は子供だけの問題じゃなくて大人のほうがはるかに深刻なようです。ということで昨今は大人のイジメ問題も多くの人に認知されてきているようです。大人のイジメ問題にはセクハラ、パワハラも当然含まれます。これらのイジメ問題は大人だけあり知能も子供より数段優れているためにイジメの性質も歪んでいます。実は子供のイジメ以上に陰湿で残酷なものが多いのですがその実態はあまり報告されないのが常でした。日本は先進国の中でもとりわけ自殺者の多い国なのですが、なかにはイジメが原因で死に追い込まれた人も少なくないと思うます。表向きの理由は病気とか言ってね。
元来、イジメなんてなくなるわけないし、マクロ的な観点からでは国家同士でさえもイジメなんて常態化しています。アフリカやアジアの貧国なんて先進国から資源と労働力をむしり取られていつもイジメの対象だと思うのですが。国連なんてアメリカ帝国主義そのものですから、国連加盟国で常任理事国や財政のいい先進国はいつまでもいい思いができるのですが、ただの一般加盟国や非加盟国はいつまでも搾取される側でしょう。キューバなんて本当に可哀想です。カストロ死んだら速効で政策転換するでしょう。一方の我がアホ国家日本はこのままいくと今年は相次ぐ自殺による子供のイジメ問題、来年はとうとう暴かれた大人のイジメによる問題がクローズアップされてくれるといいのですが、マスコミはこれら大人のイジメ問題を今後も注視して行くでしょうか。個人的な考えなのですが、子供は親を見て育ちます。ですから毎日人をイジメている親や人からイジメられている親を見て育った子供たちの脳内には、ゆっくりとですがでも確実に日々イジメに悩んでいる親の姿やイジメられ家族に八つ当たりする親の姿、イバリくさって子供を足げにする親の姿がイメージとして蓄積されていきます。そのような環境下で育った子供らが将来イジメに加担したりいじめられたりするもんだと思うのです。つまり、大人のイジメ問題を根本から解決していかないかぎり子供のイジメ問題も解決しないと思うのです。しかしながら、これらの人間性に根ざした問題の解決は難しいでしょう。難しいといっては何も始まらないのですが、それでもこれらの難問をくつがえす人がいたら脱帽です。一生に足る仕事だと思うのですが。
ところで、今朝久し振りにホリエモンをテレビで見ましたが今回の逮捕劇は思ったとおりすべて検察のデッチ上げだったようですね。さすが最悪の国家日本！出る杭は打たれるんですねぇ。楽天のミキタニがやられないのも経済人首脳や官僚と仲良くしているからなのでしょうが、ホリエモン君は本当に可哀想だなぁ。今回のホリエモン君逮捕でどれほど多くの若者の夢や将来の希望を打ち砕いたことでしょうか！学歴が無かろうが、家柄が悪かろうが才能さえあれば大金稼いでこの資本主義という理不尽な荒波を順風満帆に航海できる！どれだけの前途ある若者がホリエモン君の姿を見て目をキラキラ輝かせたことでしょうか。私はホリエモン君のおかげで少しばかり日本が明るくなった感じさえしたもんです。是非とも最後まで戦ってほしいもんです。これで無罪だったら大変なことですよ。本当に国家権力による横暴なわけですからね。いいかげんもうこれ以上国家による個人へのイジメはやめたらどうでしょうか？でも、面白かったなぁ、今朝の田原総一郎とホリエモン。