せっかく天気がよいのに何処へも出かけないのはもったいない。
先週は大洗のフェリー乗り場の前にある温泉に行ってきて海鮮丼(上)を食べてきた。
今週もまた美味しい物を食べに行くのでは能がないかもと思ったが床屋の若旦那に聞いていた栃木インターの辺りにある蕎麦屋も気になっていた。
10時ごろ思い立って車を走らせた。
カーナビでは1時間30分ぐらいかかると言っていたが結構スイスイと流れ1時間ほどで着きそうだ。途中、石灰の採掘場があり結構粉っぽい空気を吸い込みながら進むと広い駐車場に到着した。
入ってすぐはテーブル席と小さな座敷の普通の蕎麦屋と思ったが、奥へ通されるとそこは大宴会場といった雰囲気で150人は入れそうな大広間だった。
メニューがファミレスみたいに綺麗に印刷されていてちょっと拍子抜け。更に注文を取りに来たおばちゃんが持っているのはこれまたファミレス同様の打ち込むとピッツ!と厨房へオーダーが飛ぶ電子機器!!。これだけお客が多いとこんな形になるのが現代というものか。
2人で『寒晒し(かんざらし)五合打ち』¥2000を頼んで家内は鴨汁の付け汁¥450を別注文。これが結構な量で2人で食べきれるギリギリの量だと思う。少し離れたテーブルで老夫婦と孫という3人組が一升打ちを頼んでいたが恐らく食べきれないのではないだろうか。
地元の玄そばを八割使い石灰岩を通り抜けてきた弱アルカリの地下水を使いとても旨い蕎麦を打っていた。老夫婦と孫の1升そばが食べきれたかどうかは解からないが自分たちの五合打ちはあっという間にスルスルと胃袋へ収まって大満足だった。こんな美味しいI蕎麦屋を紹介してくれた床屋の若旦那に感謝、もっと良い情報を持っていそうなのでまた髪を切に行こうかと思う。