28日夕方。
今日はシーバスをさくっと釣ってから今年のはぜの湧き具合を調査へ行ってみようと思う。
なので先ずはシーバスを探しにあちこち転々としてみたのだがある一箇所に異常なほどのボラを確認。ちらほらとシーバスのライズも起こっていて魚は確認したのだが何せボラの数が多すぎて。何人かの釣り人もいるが恐らくどうにもならないのではないだろうか。
投げる前から半分諦めムードになってしまったので他のポイント調査へ行ってダメだったら戻ってこようと思う。
竿を出しながら徐々に下流域へ下ってみたが魚の気配は無いようだ。やはりあのボラに付いて魚が足止めIを喰らっていてまだ下流へは下っていないのかもしれない。
朝のボイルを期待してまたあのポイントへ戻るとボラの数が更に増えてどうにもならない状況になっていた。ルアーを投げてみるが不思議とボラに当たらない?。もちろんシーバスにも当たらないのだが。
明るくなりだすとボラたちは上流に向かって泳ぎだした。それに伴いシーバスが目覚めたのか一斉にライズが始まった。でもあれだけのボラの数にしてはライズが少ない。もっとボイルのようになる事を期待したのだが。
完全に明るくなるとボラもかなり少なくなり残りボラを狙うシーバスがライズするようになってきた。チャンス到来である。ローテーションのタイミングで、あるルアーで当たりを取ったのだが残念ながら水中フックアウト。トップでは完全に見切られているようでかすりもしない。左の釣り人が運良く中型を掛けたようだ。あの状況で掛けるとはさすがですな。
とうとう自分はキャッチできずで朝の時合いを逃してしまった。
29日朝。
気を取り直してはぜ釣りである。
餌は昨日の夕方買っておいた。
竿はそこら辺にあったシーバスロッドやメバルロッドを持ってきた。
要は有り合わせである。
朝のうちは当たりが少なかったが10時頃からアタリが出るようになり餌が無くなった13時までコンスタントに釣れ続け25匹だった。潮が止まったときは誘いを掛けないとダメだったがそれ以外はほぼ1つの餌で1匹というペース。外道に小型ニゴイ6匹と定番のセイゴ10匹、それにクロダイの子1匹と、ハリスを切って逃げた謎の魚2匹であった。(ハゼとクロダイの子だけ持ち帰りであとは全部リリースとしました)
ハゼは12~15cm程とまだまだ小さいが数は相当沸いているのでココから居なくなるまでのあいだに大きくなってくれると秋は楽しめると思う。
ただ、自分以外の釣り人が大勢いたが釣り上げている所を見なかったのでもしかすると餌の問題は大きいかもしれない。ヒントは小さなハゼが食べやすいちょっと細くて小さい虫。ちょっと値段は高いが釣果優先で選んで欲しい。
9月になったら今度は大きい奴を釣ってみたいと思う。