7月7日七夕。
梅雨明け宣言と共に強い日差しが差し込むようになりました。
午後には雷雨の予報、天気がもってくれると良いのですが。
木漏れ日の庭ではこれから始まるセレモニーに合わせた心地よい音楽が流れ始めました。
チャペルの大きな扉が開き、式を終えた二人が登場すると祝福の鐘が鳴り響き花びらのシャワーが降り注ぎました。
二人を祝福する友人達、一緒に写真を撮る人達。
今日はブーケを投げる代わりにパラシュート付の花火のようなものを打ち上げていましたが皮肉にも落ちてきたのは一番遠くにいた自分たちの真上、妻と次女が拾う羽目になってしまい罰が悪そうです。
いつ見てもこのシーンはなぜか清々しい気持ちになりますね。
西洋人の演出は悔しいですがなぜかとてもスマートでお洒落です。
食事のパーティーではドンチャン騒ぎの余興などもあり盛り上がりましたがそうこうしているうちに最後のしめとして来賓の人達に親族代表がお礼をする時間がやってきました。
ブームスタンドが用意されスポットライトが当たりますが実はそれほどの緊張はしていない模様。
おもむろに原稿を取り出して読もうとしますがここで予想外の出来事が待っていました。
スポットがまぶしくて老眼の目では字が小さくて読むことができないのです。
ですがここはこれまでの経験がものを言いました。
すらすらとあたかも原稿を読んでいるがごとく半分は暗記で半分はアドリブで、最後は今日行き届かなかった事へのお詫びまで、ほぼ予定通りの謝辞を済ますのでした。
恐らくこのことは自分以外に気が付いている人はいないはず。
皆さんもこの人の立場になるときはご注意ください。
自分のような失敗をしないように。
長女、の結婚式での出来事でした。