越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

白馬村の絶景を訪ねて(その1)

2012-05-17 06:32:22 | 「絶景」富山の特等席めぐりⅡ、Ⅲ

【白馬村の絶景を訪ねて(その1)】
2012年5月13日(日)
自遊塾:オプション編 第8回
長野県北安曇郡白馬村

その1 北城・青鬼集落と棚田
その2 北城・野平地区の棚田
その3 白馬大橋から見た白馬三山
その4 大出の吊り橋と春の花
その5 神城・姫川源流自然探勝園

今回の撮影会は長野県の白馬村の北アルプスの残雪をバックに山あいの棚田と松川そして姫川の清流を絡ませた旅行になりました。
朝 4時に立山インター駐車場に11名の参加者の方々が集合、3台の車に相乗りして出発しました。

最初に向かったのが、白馬村大字北城にある青鬼(あおに)集落で棚田と北アルプスの山並みの絶景ポイントと重要伝統的建造物群保存地区でした。
次に、白馬村の東山の中腹にある野平地区、西側に白馬村と棚田越しに北アルプスの山々を見渡せる絶景ポイントです。
3番目に白馬大橋に。白馬三山が見渡せる日本の道百選にも選ばれた白馬大橋で松川の清流と白馬三山の絶景ポイントです。
そして4番目は姫川にかかる吊橋と茅葺き屋根の民家、そして吊橋の向こうに見える北アルプスの山々と芝桜や菜の花などと残雪の山並みが絶景ポイントでした。
最後に姫川源流自然探勝園(姫川源流・親海(およみ)湿原)へ、ここはは白馬村さのさかにあります。長野県自然環境保全地域で、白馬村文化財指定地に指定されています。
そして白馬大橋の近くの『倉下の湯』の露天風呂に入り今日一日の疲れをとり、帰ってきました。勿論お昼はお蕎麦を食べ、信州の味覚も味わってきました。

《その1 北城・青鬼集落と棚田》
長野県北安曇郡白馬村大字北城 青鬼(あおに)集落

青鬼集落は白馬村の北東端の標高約760mの山腹に位置している山村集落で南西方向に北アルプスが眺望できます。また青鬼集落の周辺には石垣で造られた棚田もあり、「日本の棚田百選」に認定されています。
建造物群のうち主屋は江戸時代後期から明治後期にかけて建築された茅葺きの大型なものであり、14戸が残されています(現在は鉄板被覆です)。
村には「お善鬼様伝説」があり現在空家となった建物を“お善鬼の館”として利用しています。



白馬村重要伝統的建造物群保存地区


「主屋」・・・現存する中で14棟が茅葺屋根(現在は鉄板被覆)の建物です。中二階の建物では、屋根の正面をかぶと造りにして、二階の壁面を白壁と化粧貫にしています




土蔵の外回りに柱を立て貫を5~6段ほど入れ、ここに藁を架けて雪囲いとすることが晩秋から冬季に見られる風物詩ですが、一部残っていました


お善鬼の館です。公衆トイレも併設してありました


お善鬼の館の内部です


昭和の初期頃に使っていた米搗きに使った「ガッタリ」を復元されたものです


向麻石仏群・・・道祖神、庚申塔など27基が並んでいました


棚田・・・それぞれの棚田は石垣によって形成されています。平成11年に「日本の棚田百選」に認定されています。大小約200の田・畑があります


棚田からの絶景・・・棚田越しに北アルプスの山並み(特に鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳)が望めます


北アルプスの山並みは雲に隠れて見えません


唐松岳が見えてきました


徐々に雲が消え鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳が顔を出し始めました


中腹にも雲が浮いています・・・同じ高さかな?


ついに絶景の完成です・・・左から鹿島槍ヶ岳(2889m)、五竜岳(2814m)、唐松岳(2696m)です


田んぼに映る山並み


その1・・・青鬼集落の絶景 です



その2 に続きます

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