前回の続きであります。
【後半】
後半失速した陸シャチ戦の反省か、それとも偶然か。前半とは打って変わってプレーに躍動感が出るF・マリノス。
開始早々功治→坂田とつながったボールはエリア近くにいた千真へ。坂田はワンツー狙いだったのかもしれませんが、千真は反転してシュート。
これがあまりにもきれいにゴールネットに突き刺さり1-0。日本人では打たないような位置からのシュート、しかも川口を破ってのゴール。
しかも、千真はホームでは4戦連続5ゴール。すばらしい。
これで勢いに乗るマリノス。49分ジュビロの不用意なパスをかっさらった小宮山がシュートを放つも、力が入りすぎたのか枠の外。
直後には狩野のループパスに功治が反応し1対1。川口が飛び出すところで左足のシュート・・・ポストの横。惜しい。
後々考えると、ここで1点でも取れていればと思いますが、この辺りがまだまだなのでしょう。
1点を追いかけるジュビロは53分に太田→ジウシーニョ、64分西→村井とカードを切り攻勢に出る。
徐々に押されるマリノス。特に小宮山が上がった後ろのスペースをつかれ、何度かピンチを招くことに。
75分を過ぎてからは、78分駒野のクロスに山本康がヘッドで合わせるもバーの上。80分山本康のミドルは飯倉の正面。82分イ・グノのシュートは飯倉がセーブとピンチの連続。
そんな中、山本脩に代え萬代を投入するジュビロでしたが、萬代じゃマリノスのDFには勝てませんぜ。悪いけど。
ようやくジュビロの時間を耐えきり、85分に狩野→小椋、ロスタイムに坂田→学、さらに小宮山→金井と時間を使いながら選手を代えるマリノス。
表示された4分が過ぎ、レフェリーのホイッスル。どうにか1点を守りきり、日産スタジアムでの初勝利を飾りました。
【感想など】
今シーズン最高28317人の観客の前での勝利。盛り上がるスタンド。
ヒーローインタビューは当然千真と無失点に抑えた飯倉。飯倉はアホっぽかったけど許しておきます。
とはいえ、試合を振り返ると課題はまだまだ多いかと。
千真のゴールはスーパーでしたが、あの時間に入っていなければどうなっていたやら。
それと、決めるべきところで決めきれないのも相変わらず。
まあ、ともかく1-0で勝てたのは何よりですが、改善の余地は大いにあると思われます。
さて、次節は京都を控え選手を使いながら4-1で撃破したフロンターレとの神奈川ダービー(←使い方がおかしい)。
チョン・テセ、ジュニーニョ、ビトール・ジュニオールの3トップに加え、控えに黒津やレナチーニョ、おまけに矢島までいる強力なFW陣。
彼らにパスを供給する憲剛にマリノスユース上がりの谷口と要警戒の選手が大勢いてます。
相手は強いですが、勝てれば真の自信を得られるはず。
何よりも勝点3を狙って欲しいと思います。