【単純化しすぎ】
前回に引き続き、おとといのＦ・マリノス対アントラーズ戦について。
この試合で一番注目されていたのが、鹿の高卒ルーキーＦＷ大迫とマリノスの日本代表中澤とのマッチアップ。
結果は、大迫にシュート１本（しかも枠外）しか打たせず、後半途中交代と中澤の完勝でした。
しかし、構図としてはわかりやすいものの、これはあまりに単純化しすぎだと思います。
確かに３バック左の中澤が相対していたのは２トップ右の大迫でしたが、中澤は大迫だけを相手にしているわけではありません。
野球のピッチャーとバッターとの対決とは違い、ディフェンダーが戦うのは相手チームの攻撃に対して。
大迫にやられなくても、マルキーニョスや小笠原などほかのプレイヤーにゴールされては意味がない。そういうことです。
