鶴沢剣友会

千葉市立鶴沢小学校体育館にて稽古を行う"鶴沢剣友会"日々の模様

令和3年6月のこと~燦然と輝く~

2021-06-13 18:09:00 | 剣道
更新が遅くなりました 
まずは不撓不屈の精神で修練を続け
5月16日名古屋市枇杷島スポーツセンターで開催された審査会にて
六段に昇段した剣士に
会長から記念の品が贈られたのは6月2日(水)
一同拍手でお祝い



さて平成22年入会の世帯より
6月末に関西へ転居と告げられたのは3月末

大会や審査に向けての取り組みと共に
送り出しに向けての準備を粛々と進めておりました

送り出しの準備、すなわち小学生会員にはこれまでの
活動の記録をまとめた写真集と
ビデオレター擬きのDVDを用意することを意味します

まずは多くの画像の中から必要なものを選択し、時系列に並べ替え
シーンに相応しい楽曲を添え、コメントを付ける作業です

現在ではクラウド上で一元管理できますが
古い画像は様々なメディアに保存してあるため
収集にはそれなりに時間を要し

毎回の事ながら、今回も悪戦苦闘
創作意欲が沸かず遅々として作業が進まぬ日
あるいは過去の画像に見入るあまり
様々な思いが去来し手が止まる晩

6月8日に一旦作業完了したものの、納得できず修正を加え
最終形の完成は6月10日の深夜でした
(今回も怠惰な自分に深く反省💦)

翌11日(金)いよいよ一家を鶴沢から送り出す日が
やって来ました

鶴沢の稽古はいつも夜ですが
夏至まえのこの時期は、開始時の空はまだ明るさが残っており
稽古に適温とはいきませんが、実は私の好きな季節です



兄が揮毫した「気剣体一致」の前にて
最後の号令を掛ける6年生は何を思う…



今回転出する一家は平成22年に入会
3人の子供たちは鶴沢で剣道を始めました

父は指導者として、業務繁多の中でも
出稽古・合同稽古・合宿や強化稽古会にて
多彩な指導法に触れ、改良を加えて
初心者の指導に力を発揮してくれました



母は大会や行事の企画運営、また除草作業など
積極的に手を差し伸べてくれ
blog掲載の画像も近年では殆どが彼女の手によるものでした



乳児の頃から鶴沢の体育館に通い詰めた次男は入賞多数
鶴沢の名を大いに知らしめてくれました



最終稽古の日取りが決まったのは、前夜でしたので
各員への連絡もままならなかったのですが
彼らの人徳でしょうか
中学生・高校生とその母
仕事の都合で暫く稽古から離れていた親子も参集し
久しぶりに体育館に活気が戻りました



いよいよ追い出し稽古
会長の檄が飛び、総員見守る中
転出する父子に後輩や指導者が順に攻めて行きます



19:30過ぎ稽古終了、転出者の挨拶に続き
小学生にはぎりぎり間に合った写真集とDVDを
父には鶴沢からの心ばかりを手渡し



直前まで着けていたマスクを瞬間外して記念撮影

体育館の利用許可は依然20:00迄ですので
別れを惜しむ暇もごく僅か



苦楽を共にした同志との別れの時がやって来ました
距離を隔てようとも時が移ろうとも
一家の存在は私たちの心の中に燦然と輝いています
「離れていても心は一つ 鶴沢剣友会」



そして鶴沢発の少年剣士
広い世界で伸びて行けどこまでも!!