諫早湾の開門騒動

12月20日
妻の姉が毎年、有明海の海苔を送ってくれた事を思い出す。
この有明海の諫早湾の干拓事業の排水門を開門するかしないかでもめ
て何年になるだろうか？
長崎と福岡の裁判所で相反する司法判断が出されており、これが騒ぎ
の原因だが、決着に至っていない。
こうも裁判所での正反対の判決では司法判断が絶対に正しいとは言え
なくなる。
確かに他の事件などで地裁、高裁で有罪と判断されたものが最高裁で
無罪になるケースは珍しくない。
だからと言って裁判所不要とは思わない、どこかで最終判断しないと問
題は永遠に解決しない事になる。
この諫早湾の開門騒動、地裁や高裁の段階での判断だがどうして最高
裁へ持って行かないのだろうか？
そのような動きがないところを見ると、そう簡単ではないのだろうか？
長崎県対佐賀県、漁業者対農業者 ・・・ この問題の解決は大変難しい
がどう決着するのか？道のりはため息が出る程、遠い。

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