デトロイト市の破たん

7月23日
米国デトロイト市の破綻には正直驚いた。
あのGM本社のある街、自動車の街で有名だが1.8兆円の債務超過
により破綻した。
日本車等の攻勢を受けて競争力が低下したのが主な原因のようだ。
日本車だけが原因ではないと思うが何とも肩身の狭い想いがする。
北海道夕張市が破綻したのは記憶に新しいところだが、夕張市と同じ
現象がデトロイトでも起こっている。
破綻すると先ず人口が流出が始まる。
デトロイトの1950年のピーク時は185万人も居た住民が現在は68万人
まで減ってっている。
これでは税収も大幅に落ち込んでしまう。
行政サービスの低下や市職員の給与のカット、年金カット、犯罪の増加、
税の負担増などで負のスパイラルに陥り自らでは再建不能となってしま
った。
世界一の経済大国アメリカでもこのありさまである。
日本の自治体にもこれに近い予備軍はある、第一日本国が大変な借金
を背負っている。
日本の財政再建も待ったなしのところに来ている。

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