イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

明日は…

2005-07-27 22:28:51 | Weblog


明日、7月28日は秀虎の誕生日だ。
なんでそんなことをいちいち覚えていられるかというと、毎年僕の手帳の7月28日のところに、秀虎が勝手に「俺様の誕生日」と書き込むからだ。もうこれを3回もやられているのに、毎年何気なく「手帳見せて」といわれるとうっかり渡してしまう。こうなると意地も手伝って、たとえコーヒー一杯でも祝ってやるもんかと思うけど、なんだか奴は毎年あちこちからいろいろもらったり、祝われたりしているらしい。まさか友人知人全部の手帳に書き込んだりしているわけじゃないだろうけど、要領がいいというかなんというか、正直釈然としない。大体夏休み中に誕生日っていうと、普通は何もしてもらえないって文句を言うほうが多いと思うけど…ああ、だからあんなにアピールしているのかもしれないね。

とはいえ、今年は催促がましいことを言われることもない。秀虎はしばらくアルバイトでどこだかの山小屋の中だ。聞けば聞くほど結構な重労働っぽいんだけど、なんだか嬉々としていたから、趣味と実益を兼ねたいいバイトだよね。いっそ彼は山に就職するといいよ。とはいえ、天候のこととか、ちょっと心配。悪運だけは強そうだから、大丈夫だとは思うけど。

僕も明日から合宿。なので、8月までしばらく留守にします。
皆も元気でね。アデュー。


あらしがくる

2005-07-26 16:54:32 | Weblog


この間は地震でちょっと怖い思いをしたし、今度は台風が来るらしい。普段のんびりしているから、こういう時になってなんとなく焦ってみたりする。

いつ大地震がきてもおかしくない、なんてもう何年も言われているから、非常用品なんかも一応少しは用意しているんだけど、考えはじめると際限がなくなっちゃうね。それに、地震への備えと台風への備えって違ってくると思うし、どこまでやったらいいのか、正直途方にくれてしまう。

僕の父は、昔すごい台風に遭って、被害を目の当たりにしているせいか、台風が近づいてくるとそれはもう周到な準備をする。庭の植木鉢をしまったり、物干し竿は下ろして束ねたり、懐中電灯を用意したり。自分が留守のときも(大抵留守なんだけどね)ちゃんとしておけと言う。子供の頃は何もわからないから、そうやって台風前に両親がバタバタしているのをなんとなくワクワクした気分で眺めていたっけ。

そんなことを思い出しながら、念のためと思って一応ベランダの物干しをはずして、それからちょっと考えてドアのパンサーもはずしておくことにした。万が一何か飛んできて壊れたりしたら困るからね。といっても、ドアノッカーとしてのパンサーはその役目をほとんど果たしたことがない。どういうわけか誰も使ってくれないからだ。そのかわり、これのおかげでかどうかは知らないけど、うちにはしつこい新聞や保険の勧誘員なんかがきたためしがない。セールスと一緒に、台風も寄せないでくれれば有難いんだけど。

浴衣とか

2005-07-25 21:35:02 | Weblog


この時期になると、街なかや電車で女の子の浴衣姿を見かけたりして、ちょっと得した気分になったりする。見ているほうはいいけど、着ると結構大変なんだって華子がいってたけど。

今日もどこかで花火でもあるのか、駅で何人か見かけたけど、その中の一人がちょっと目をひいた。柄のことはあんまりよくわからないけど、古風な感じの浴衣で、それにあわせて髪型も三つ編みにしていて、それがとてもよく似合っていた。

僕は、浴衣を今ふうにアレンジしても、昔ながらの着方をしても、本人に似合っていればどっちでもいいと思う。その人らしいのが一番だと思うから。でも、「その人らしさ」にたどり着くまでには、浴衣でも洋服でも、結構いろんなものを着てみたりしたのかもしれないなあ。


阪田君の部屋から

2005-07-24 19:00:17 | Weblog


今日はなんと阪田君の部屋でこのブログを書いています。僕のPCとキーボードの配列がちょっと違うから少し打ちにくいけど、モニターは断然彼のほうがいいな。

実は阪田君が画材を買いに行くのについていって、そのまま彼の部屋まで一緒にきてしまったというわけ。彼は寮生だから、普段入れない寮の部屋をのぞいてみたいっていうのもあったし、実際にマンガを描くところも見てみたかったからね。部屋に入ったら、本当につけペンとか羽刷毛があるから僕はちょっと感動してしまった。阪田君は部屋に入るなりまたいつもの白衣をひっかけるから、なんでわざわざ部屋でまで白衣なの、と聞くと「だってインクを使うと結構汚れるんだよ」と当然のように言われた。どうやら彼にとって白衣はエプロンがわりらしい。実験で汚れているのかと思ったら、これじゃあインクの染みかもしれないなあ。

そうそうそれから、阪田君はまた秀虎の顔を描いてくれていた。どうやらアニタの絵を見て触発されるものがあったらしい。折角だからこれもアップしておくね。横でなんだか騒いでいるけど聞こえないふり。



やっぱり阪田君もうまいなあ。でもなんで皆秀虎を描くとこう、下から見上げたみたいな絵になるんだろう。確かに背は高いけど、どっちかというとイメージで、こう偉そうな感じがするってことだろうな。

そうそう、彼からはまたちょっと面白い(僕にとってね)話をきいたんだけど、それはまた機会があったらね。これから夕飯を食べに行くんだよ。というわけで、アデュー。



血液型…とか

2005-07-23 14:07:50 | Weblog

昨日は合宿前の最後のミーティングだったので部室に行くと、吉岡さんたちがやけに盛り上がっていた。何の話?とつい聞いてみたら、3人がかりで一斉に話し出されてしまった。

「先週、○○大学の子に飲み会に誘われたから3人で行ったんだけど」

…うん。(…いわゆる合コンってやつだろうか。吉岡さんたちも合コンとか行くんだ。…ふうん。)

「そしたら隣の男が乾杯して最初にいった言葉がね、
『キミって血液型何型?』
なわけよ!」

…うん。

「うんって、いきなり血液型だよ?学部とかじゃなくて血液型。合コンかっつうのよ」

……(合コンじゃないんだ。)

「その後も、星座はなにかとかそんなのばっかり。次は芸能人に似てるっていわれない?とかさ、なんかもうどうやって会話を成立させていいかわかんない」

…うーん、それは…相手は一応会話の「きっかけ」が欲しいんじゃないの?

「だって、『○○座ですけど』って答えたら『あー、やっぱり。そんな感じだよねー』って、あんた私のナニを知ってるの?しかも○○座って感じ、ってどんな感じよ?って思うじゃない」

…(厳しい。きみたち、怖いくらい厳しいよ。)

「オーダーとかも勝手にサラダ注文しておいて『女の子ってサラダ好きだよね』とかさ、なんかもういちいちむかつくの!」

…(む、むかつくんだ…。)
まあ、確かに僕だって勝手にモツ煮とか注文されて「男の子ってこういうの好きよね」とかいわれたら嫌だけど。

「でしょ!一般論について話してるんじゃなくてさ、今目の前に現実に一人の人間がいるわけよ?でもこれじゃあ、目の前に「女」って書いた紙を張って独り言いってるのと同じじゃない?」

…なんだかその例えはよくわかんないけど、確かにそうだね。それで、じゃあ相手にはそういう風に言ってみたの?

「言ったわよー。ひょっとして、女って野菜ばっかり食べてて芸能人に似てるっていわれると喜ぶ生き物だと思ってる?って」

…(う、…それ、相手に伝わってるかな、なんかちょっと心配だけど。)それで、そしたら?

「キミって変わってるね~、だって」

…ああ。

「もうなんかがっくりっていうかぐったりっていうかさ。あんた自分の言葉ってもんはないのかって、本気で言いたくなったわよ」

…(言わなかったんだね。…良かった。)大変だったね。

「だからもうそこからは何言われてもへー、ふーん、すごいですねー、って言ってとっとと帰ってきたよ、もう時間損したっていうか、まあおごりだったからいいけど!」

…(おごらせたんだね!!)…まあ、お疲れさま。でもなんだかそういうの聞くと、難しいね女の子と会話するって。

「イバラノ君は大丈夫だよー!普通に話せてるもん。こっちの話もきいてくれるし。」
「うんうん、ほんとえらいよキミは。なんかありがたみがわかったよ」

…ど、どうも。

言いながら僕は同い年の女の子に頭をぐりぐり撫でられてしまった。ちょっと嬉しいやら、でも微妙に複雑というか、いっそこきおろされるほうがまだ男としては可能性があるんじゃないかっていうか(何の可能性だ…)、もうなんだかよくわからない僕だった。


ジョギングと水泳

2005-07-22 11:23:43 | Weblog


スポーツとは正直縁のない僕だけど、高校2年生の夏にひたすらジョギングと水泳に明け暮れていたことがある。自分でもびっくりするぐらいせっせとプールに通ったりしていた。

なんで突然そんなことをはじめたかというと、ちょっと言いにくいんだけど、当時好きだった女の子が「日に焼けたスポーツマンタイプが好き」って言ってたんだよね。わあばらしちゃった。

でも、僕は体質的にあんまり焼けないタイプだったみたいで、まあそれなりに身体は鍛えられたからいいんだけど、そもそも今思うと焼けばいいとかそういう問題でもなかったようで、結局その子とはなにもないまま卒業してしまった。

ってこれじゃ好きなスポーツっていうか好きな子とスポーツだね。
トラックバック練習板にこたえてみました。





はやりもの

2005-07-21 19:52:15 | Weblog


僕の周りにいる人たちの大半は、こと服装に関しては、かなりばらついた格好をしている。それぞれなんとなく傾向はあって、好みというかよく着る服や色というのもわりとはっきりしている。だから、本当ならすごくバリエーションのある集団にみえるはずなんだけど、印象としては全体がなんとなく似ている。そしてこれは学校全体の雰囲気ともかなりかぶる。

それは、ほとんど誰も「はやりもの」を身に着けていないからだ。だから結果として、「なんだかいまどきな感じが全然しない集団」というのができあがってしまう。たとえば、新歓コンパのシーズンに、駅前に集まったとすると、ロータリーのあちこちの集団が、どこの学生たちのものか大体わかってしまうんだけど、僕らの学校の集団が一番地味でいながら統一性がなく、その結果うちの集団だなっていうことがよくわかる。

じゃあ僕らが「個性的ですてき」かというと、残念なことに多分そうじゃない。いわゆる「個性的なおしゃれ」っていうのは、世の中のはやりものの枠組みの中にほとんど入っていて、プラスほんの半歩くらいはみだした状態を指すからだ。髪型から靴まで、最先端とはいわないまでも大体今ふうのものにしておいて、その組み合わせをちょっとひねったり、自分だけのアイテムを加えたりというアレンジくらいでとめておかないと、多分「勘違いした人」になってしまう。もっとも僕らは勘違い以前にそういう努力が感じられないって言われそうだけど。

僕はいちいちシャツは入れなきゃいけないとか出さなきゃいけないとか、襟は立てなきゃいけないとか寝かさなきゃいけないとか、校則みたいなことを言われるのは面倒くさいし、腰履きのパンツとかはなんかどうも落ち着かなくて嫌だし、そもそもそんなにしょっちゅう新しい服を買うほど金がないしで、結局好きなものしか着ていないけど、こだわりがない訳じゃない。ただそのこだわりが世間に認めてもらえない方向だというのは、正直少し悩ましい。自由にはリスクがともなう、なんて言っちゃったら大げさだけどさ。


おえかきツール

2005-07-20 16:33:36 | Weblog
皆元気?僕はこのところちょっと寝不足。
この前おえかきツールの件で質問されたことがあって、そこのコメント欄じゃ長くなるし、文章じゃ説明しにくいかなあと思って今日は僕なりのおえかきツールの使い方を載せることにした。もっといい方法もいっぱいあるだろうけど、僕は今のところこれが一番早いと思っているんだ。



↑これは最初にlayer0に鉛筆で下描きをしているところ。いきなり描ける人もいるだろうけど僕はこれをしないと時間がかかっちゃってだめだなあ。でもこれくらい適当な感じで。



↑次にlayer2に(1、でないところが一応ミソなんだよ)ペンで描いていく。鉛筆でも水彩でもいいだろうけど、普段僕はミリペンみたいなのを使ったりしているからなんとなくペンで。



↑ペンで描いたら、layer0の○を/にすると、下書きは見えなくなる。こうしておいて、layer1に色を塗っていく。こうすると、ペンの線も消えないし、消しゴム跡が白く残っちゃうこともないみたいだ。

最後に、なんだかパソコンて無機質だなあと思って、layer3を作って(新規レイヤーでつくる)そこにキラキラをいっぱい描いてみた。こういうのが実は一番好きだったりする。なんだかいきなり浮世離れした感じになると思わない?

というわけで、できたのが一番上のやつ。ブログはできれば毎日更新したいし、そのためにも絵も文もあわせて30分くらいで仕上げるのが理想なので、まあこんな感じ。もっとも時間をかけたらうまく描けるって訳じゃないけどね。


深夜の訪問者

2005-07-19 13:23:50 | Weblog


なんだかもうタイトルだけでばれてしまいそうな気がするけど、昨日の夜、秀虎から電話があった。まだ起きてるか、というので、いや、もう寝る、ときっぱり言ったんだけど、「食い物がたくさんあるんだけどいらねえ?まあお前にも何かと世話になってるし」といわれてちょっと目が覚めてしまった。なんというか、本当にいちいち要領のいい奴だ。僕みたいなタイプがそういう言葉に弱いのを知っていて、ここぞというところで出してくる(ちなみに普段は出し惜しみしているとしか思えない)。

しょうがないので、待っててやると、秀虎は確かに両手になんだかいろいろなものをぶら下げてやって来た。どうもバイト先の居酒屋(山幸)が明日から3日ほど臨時休業するので、置いておけない食材や店の余りものを持たせてもらったらしい。…ということは、大半は僕の苦手なモツ系ってことだ。まあ、こいつはそれを知らないんだから嫌がらせって訳じゃない。けど、ちょっと釈然としない気分ではある。仕方なくつくねとか手羽先とかを拾い出してつまみながら、秀虎の買ってきたビールを飲んだ。食べ物は口実みたいなもので、結局飲むんだけどね。

…の人

2005-07-18 18:28:50 | Weblog


暑いね。昨日夜更かししたので今朝は寝坊しようと思っていたのに、暑さで目覚めてしまった。しょうがないので今日はレポートの続きを頑張ろうと思ったんだけど、なんだかゆきづまっちゃったし、ちょっとネットに逃避している。

昨日アイスを買ったコンビニは、家から一番近いところにある。できてからまだ1年ちょっとだけど、歩いて5分もしない場所にあるから、なんだかんだでもう常連になってしまった。
常連といっても、生活必需品はもう少し先のマーケットで買うから、コンビニを利用するのは昨日みたいに、ちょっと甘いものが欲しいとか飲み物が欲しいとか、そんな時ばかりだ。

…そういえば、コンビニでお菓子を買おうと思ったらレジにかわいい女の子がいた場合どうするか、なんていうのを前に友達と話していたことがある。その時は、お菓子をやめて無糖コーヒーにする、とかタバコにする、とかそういう話で盛り上がってしまった。まあそういう気持ちもわからなくはないんだけど、生活圏内のコンビニでそれをやっていたらいつまでも好きなものが買えないので、見栄をはるにも限度というものがある。

だから結局僕はいつもそのコンビニでは夏はアイスとか冬はクレープとか、そんなものばかり買っている。多分、あの店の人たちには「いつもアイスを買う人」とか「お菓子の人」とか認識されちゃっているんじゃないかと思うと、ちょっと気恥ずかしい。

え、いちいちそんなもの気にしない、自意識過剰だって?
うーん、そうかもしれないけど、意外といつも同じものを買う人って印象に残るものだと思う。僕は2年生の秋まで、もう一つ先のところにあるコンビニでアルバイトをしていたんだけど、時間が早朝だったこともあって結構面白い常連の人たちがいた。僕らは彼らにいつも買っていく商品の名前をつけて、「今日○○さん(タバコの銘柄)まだこないねえ」とか言っていたのだ。

その常連さんたちの話はそれはそれで面白いと思うんだけど、なんだか長くなっちゃったから今日はこれでおしまい。