イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

穏やかな午後

2005-10-31 18:04:49 | Weblog


文字通り「祭りの後」のキャンパスは、なんだかすごく穏やかな空気が流れている。寂しいっていうのともちょっと違って、とても落ち着いた雰囲気。今日は午前中は休講だし、なんとなく学生の数もいつもより少ないようだから、余計そんな風に思うのかもしれないね。

今日で10月も終わりだし、そうしたら今年もあと2ヶ月を残すだけになっちゃうんだね。これからは試験とか、卒論のこととか、就職活動とか、そんなことが待ち受けているかと思うとちょっと気が重いけど、まあなるようにしかならないから・・・、なんてのんびりしたことを考えちゃうのも、きっとこのゆるやかな空気のせいだ。

さて、このところ眠いとか時間がないとかでほとんど文になっていなかったから、今日は落ち着いて何か書こうかなと思っていたんだけど、妙に空気の抜けた風船みたいな状態になっていて何にも思いつかないや。ひょっとすると、ここ数日いつも以上にたくさんの人と混ざりあって何かをしていたし、なんだかずっとしゃべりつづけていたような気もするから、僕の中にあるものはいったん全部外に出ちゃったのかもしれないなあ。ここしばらくの出来事が、また新しい考えや想いとして形をとるにはもう少し時間が必要なんだろう。インプットとアウトプットが同時にできる人がうらやましいこともあるけど、これが僕のペースなんだからしょうがないよね。

終わった!

2005-10-30 23:42:39 | Weblog


今日で学園祭も終わり。なんだかんだで結構いろんなものに手をだしちゃっていたから忙しかったけど、来年はもうここまでかかわれないと思うから、やっぱりできるだけのことはしておきたいよね。友達からもいろいろ招待券とか、引換券とかをもらっていたけど、全部はまわりきれなかったのがちょっと残念。

打ち上げで久々にかなりのお酒を飲んじゃったみたいで、後半のことはあんまりよく覚えていない。なんだか一部は朝まで続けそうないきおいだから、僕は2次会の後で、自分の足で歩けるうちに、自宅生の後輩を一人連れて帰ってきたんだ。そんなわけで、今日も大したことが書けなくて申し訳ないけどもう寝ます。皆もよい夢を。アデュー。

睡魔降臨

2005-10-28 23:59:07 | Weblog


昨日からこんな話題ばっかりでごめんね。
いよいよ明日から学園祭なので、今日の午後は休講になるんだけど、午前中に一般教養課程の科目がひとつ入っていた。本当は去年までにとってしまいたかったけど、いろいろ重なっちゃって後回しになっていたやつ。正直苦手な方面なのでそれでなくても集中力を持続するのがきついのに、このところの疲れや寝不足で今日は本当に起きているのが辛かった。

そういえば、高校まではこうやってよく眠気と戦っていたけど、大学の授業ではあんまり眠くなったことがない。自分の興味のあることをやっているせいもあるし、やっぱり講義の内容が面白いと思うことが多いから。だけど今日は、本当に久しぶりに手の甲にペンをたててみたり(・・・なんてことしなかった?)それとなく座る姿勢を変えてみたり、無意味に左手でノートをとってみたりしてしまった。・・・つまり眠りこそしなかったけど内容はろくに頭にはいらなかったってことだね。

というわけで明日と明後日はちゃんと更新ができるか甚だ不安。もし何もアップされていなくても、それはそれで元気でやっているということなので心配はいらないよ。それじゃあアデュー。

夢か現か

2005-10-27 23:28:14 | Weblog


このところ帰宅するとほとんど何も出来ずにベッドにもぐり込んじゃう毎日なんだけど、それでも朝起きるのが辛くなってきた。僕はどっちかというと朝型で、寝起きは悪いほうじゃなかったのに。

今朝は意識は起きているはずなのに身体が動かなくて、でもなんとかしないと遅刻しちゃうと思って無理やりベッドから転がり落ちるようにして起きて、苦労して靴下を履いて、・・・という夢をみて、また慌てて起きなきゃと思ってベッドから這い出して靴下を履いて、・・・と思ったらまたそれが夢で、と入れ子みたいな夢を延々みてしまった。本当に起きたときにはぐったり疲れちゃったよ。どうでもいいけど、なんで靴下なんだろう。いつも着替えの最初は靴下じゃないんだけど。

そんなわけでこのところブログも短いけど、一応更新している努力のほうを認めてもらえると嬉しいよ。それじゃあもう寝ます。アデュー。

おしゃれの秋

2005-10-26 23:35:07 | Weblog


まだ紅葉には早いけど、朝晩は結構冷え込むようになって、ついこんな絵を描いてみたよ。

週末に街なかを歩いていたら、道を行く女性の服装がすっかり秋っぽくなっていてびっくりしちゃった。別珍みたいな生地とか、帽子とか、ブーツとか。秋って、食欲とかスポーツとか学問だけじゃなくて、おしゃれにとっても一番いい季節だったりするのかも。珍しく僕も、上着かなにか新調したくなっちゃったなあ。

がっかり

2005-10-25 23:46:20 | Weblog


いよいよ学園祭が近づいてきて、準備も追い込みに入ってきたので、今日も授業のあとクラブハウスでいろいろと作業をしていた。うちの部では作品展示と小さな作品集を刷って、喫茶のコーナーをつくってひとやすみしながら観てもらうんだけど、喫茶のほうの準備は毎年1,2年生にまかせることにしている。

それで僕と他の何人かは展示パネルも兼ねた入り口の看板を作っていたんだけど、大体できたかな、というところで一度壁にたてかけて仕上がりを眺めていたら、ちょうどそこに吉岡さんが様子を見にやってきた。

「あ、綺麗にできたね、・・・」と言いかけて、なんだか妙な沈黙が落ちたのでちょっと心配になって「何?」ときくと、彼女が「・・・ねえ、なんかおかしいよ。字、これで合ってるっけ?」と言い出した。

それまで皆で作業していて誰も気がつかなかったんだけど、言われてみると確かにきれいにレタリングした文字が間違って・・・いた。・・・いや、でも、じっとみているとなんだかやっぱりこうだったような気もしてきて、誰かが携帯で文字を打ち出してようやく確認した。・・・やっぱり間違ってる・・・。

僕がガックリしていると「いやいや、皆気付かなかったんだからさ!」と周りがなぐさめてくれて、文字はわりときれいに修正できたんだけど、なんだかこのところ間の抜けたことばかりしているような気がする。・・・疲れてるのかなあ。

来年は・・・

2005-10-24 23:24:04 | Weblog


ボンソワール、夕べは家に帰った途端に眠っちゃって、更新できなかったよ。読みに来てくれた皆、ごめんね。

さてそろそろ僕らの中でも計画性のあるタイプは来年の就職活動なんかを考え始めているみたいだ。学校でも3年生を対象にしたイベントなんかがはじまるし、いよいよ僕も卒業後のことを考えないといけないなあ、なんて思ったりするわけだけど。

僕は院に残ってまで続けたい学問があるわけじゃないし、やっぱり就職を考えているわけだけど、いざどういう道に進むかを考えるとあまりにも選択肢がひろすぎてどうしたらいいのか途方にくれてしまうっていうのが今の正直な気持ち。なんとなく、これまで先延ばしにしていた「自分の生き方」みたいなものと向き合うのは妙に不安なものだね。

2年後の自分は今頃何をやっているんだろう。想像もつかないけど、想像もつかない人生が待っているっていうのも考えてみたらすごく幸せなことかもしれない。

目白押し

2005-10-22 21:33:58 | Weblog


この週末はやらなきゃいけない事やしたい事が目白押しで、・・・

と、ここまで書いたら手がとまっちゃった。
僕はこの「目白押し」って言葉をみると、意味より先にあるイメージが浮かんじゃう。メジロが木の枝にぎゅっと押し合うようにしてとまってる姿。もともとこの言葉の語源がそれなんだけど、考えただけでもなんとも愛らしい光景だよね。

メジロが押し合っているところは見たことがないけれど、雀なんかが電線にずらりと並んだりしているところとか、冬になると羽毛をふくらませて寒さに耐えているところとか、「小さいものが寄り添いあったり、けなげに何かを耐えている姿」っていうのはどうにも可愛らしくみえてしまう。鳥は臆病で警戒心が強いから、どんなに可愛いと思っても近づいたりはできないけどね。

こんな風に、字面を見ていると何か別のイメージが浮かんじゃったりする言葉って結構あるんだけど、そのたびに考え事がわき道にそれていっちゃうのはちょっとばかり困ったものだ。

見つからない!

2005-10-21 23:04:33 | Weblog


ボンソワール、今日はちょっと疲れちゃったよ。

というのも、今日もまた部室の掃除をやっていたら(まだ終わっていないっていうのもどうかと思うけど、学園祭の準備と平行してやっているからしょうがないんだよ)、いろんなものが突っ込まれた棚から、写真のネガが出てきた。それを見た吉岡さんが、「あ、それ合宿のやつ、注文だけ撮って焼き増しするの忘れてた!あとで現像に出しといてくれる?」と言った。そういえば、デジカメでとった分はさっさとデータをアップしちゃったけど、こっちはまだ配っていなかったっけ。僕もすっかり忘れてた。

それで、その時はなんだか他にも後輩にいろいろきかれたりして、指示しながらバタバタしていたので、現像は帰りに出せばいいやと思ってそのまま掃除を続けていた。

4時限目がはじまる時間になって、そこにいた僕以外の部員はみんな授業があるのでそっちにいったんだけど、僕は空き時間だったからなんとなく続きを片付けながら残っていた。それで、そろそろ日も落ちてきたし、今日中には終わりそうもないから、帰ろうかなと思って、頼まれた写真のことを思い出した。

なんとなく、ごちゃごちゃにならないようにわけておいたつもりだったんだけど・・・これがどこにも見当たらなかったんだ。

まずい、非常にまずい。

ひょっとしてゴミと一緒に出しちゃったんだろうか。それとも、古い写真なんかと一緒にまた仕舞い込んじゃったかも。焦ってあちこちひっくり返してみたんだけど、どこにもぐりこんでしまったのか一向に出てこない。せっかく片付けた棚の中身をまた端から出したりしたけど、やっぱりみつからない。

そんなことをさんざんやって、結局出てこなくて、うわどうしよう、と思いながら、でもそろそろ帰らないとなあ、明日にでも皆に言って一緒に探してもらおうか・・・と思って、しかたなくかばんを持って、何気なくその中をみたら、

ネガがあった。

カバンの中に。

えええ?!いつの間に入れたんだろう、まったく記憶がない。でも多分、とっさに「なくしちゃまずいな」と思ってカバンに入れておいたんだろう。我ながら判断としてはナイスなんだけど、その記憶をなくしてちゃ意味がないじゃないか!

・・・というわけで、見つかったのは良かったんだけど、なんだかどっと疲れが出てしまった。まあ、皆に言う前でよかったけどさ・・・。(ああそれと、奇しくも2日続けて僕の記憶力に不安を感じるような話になっちゃったけど、さすがにボケはじめたとかそういう事じゃないと思うんだよ)

記憶とイメージ

2005-10-20 22:45:06 | Weblog


突然、たとえば音楽を聴いていたり、お茶を飲んでいたりする時に、何かのイメージが浮かんでくることがある。風景だったり、変わった乗り物だったり、綺麗なドレスだったり、特に傾向はないんだけど、自分でも「なんでこんなもの思いついたのかな?」と思って、なんとなくらくがきみたいにしてメモをとっておいたりする。折角だからいつかちゃんとした絵にしよう、と思うんだけど、そういうらくがきが気づいたら結構たまっちゃった。

それで、後からそういうのを見返してみると、いまだに「なんでこんな事考えたのかなあ」って思うものもあるけど、「あっ、これ見たことあるなあ」って思うものもある。僕がすっかり忘れていたような、昔見た絵とか映画とか、本の中のイメージが元になってたんだな、とあとになってわかるんだけど。

やっかいなのは、それを思いついた時には、きっかけになった元のイメージをすっかり忘れていて、まるで何もないところから自分のひらめきで生まれてきたような気がするってことだ。もちろん、たまたま偶然で、僕の思い付きが、すでにある何かと似てるなんてこともあるだろうけど、大抵のものは何か過去の記憶が蓄積されて、それぞれが結びついて、新しいものとして浮かび上がってくるような気がする。ちょうど「夢」みたいな感じで。

なんだかそう考えると、こういったイメージに限らず、いろんな意見とか発想とかが、まるで自分ひとりで考えたように思っても、知らずに随分と周囲に影響されて、形作られたりしているんじゃないかと思ってみたりもする。自分が「実感」として感じているものも、そう考えるとどこまで本当に自分の実感なのか、考えちゃうけどね。
まあ、それが人間の面白いところでもあり、可能性でもあるのかもしれない。どうせなら、気持ち良いものを記憶に刷り込んでいけるといいな。