イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

ソフトクリーム

2005-07-17 21:10:44 | Weblog


駅前でバスを待っていたら、向こう側の駅前広場みたいなところで、サラリーマン風の中年男性が一心にソフトクリームを食べているのを見つけた。営業中なんだろうか、休日なのにちゃんとネクタイもして、営業マンにはクールビズも関係ないのかな、大変そうだな、と普段なら思うところなんだけど、その男性がなんだかソフトクリームに集中している感じがたいそうほほえましくて、僕もなんだか食べたくなってしまった。

ソフトクリームって、ほかのお菓子と違って、買ったらすぐに食べないといけないから、外出したとき、しかも母親がゆるしてくれたときしか食べられないもの、っていうイメージがある。だからいまだに、出先でふと食べたいと思ってソフトクリームを買って食べるとき、それができる自分が妙に嬉しかったりする。もしかするとあの男性もそんな気持ちかもしれないなあ。僕も今ソフトクリームを買って、あのおじさんの横で食べながら、おいしいですよね、これが大人の醍醐味ですかね、なんて話せたらきっとすごく楽しいと思うけど、僕はバスを待っているし、そもそもそんなことを本当にしちゃったら間違いなく怪しい人物だと思って警戒されるに決まっているから、せめて帰りにコンビニでソフトクリーム型のアイスを買って帰ろうかな、…と思って買ってきたのだった。これをアップしたら食べようと思ってるんだ。