イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

定位置

2005-09-30 22:15:13 | Weblog


新学期になって、学園祭の準備も本格的になってくると、なんだかんだと学生会室に行くことも増えてくる。あの部屋はクラブハウスの中でもちょっと異質な雰囲気なので、用がなければいきたい場所でもないんだけれど。

面白いのは、行くたびに部屋にいる面子はちょっとずつ違っても、それぞれが占めている場所っていうのはあんまり変わらないってことだ。部屋をもう少し片付ければ、もっとゆったり座ったりできるはずなのに、いつもボロボロの、僕なら勧められてもあんまり座りたくないソファに人がきゅっと座っている。真ん中にいるのは大抵麻魅さんだ。ソファのアームに座っている人もいて、その人はやっぱり見るたびにそこにいる気がする。ソファ以外では、几帳面そうな、多分経理担当の人が、いつもがんばって奥の机のところを死守しているけど、書類が積み上げられていてあんまり顔が見えないくらいだから、そこも決して居心地がいいとも思えない。

そういえば僕も部室では、空いている限り同じ椅子に座っている気がする。たいていの人って、自分の場所をなんとなく決めたくなるものなのかなあ。

装身具

2005-09-29 22:06:01 | Weblog



この間書いた美術館の展示にもいくつかあったけど、僕は装身具の類を見るのがとても好き。昔のものに限らず、今のものを見るのも好きだけど、自分でつけるわけじゃないよ。男性向けのなかなか格好いいシルバーなんかもあるけれど、ね。

それにしても、人間がいるところ、必ず装身具があるっていうのはなんだか不思議な気がする。生きていくために必要なものじゃないのにね。「美しい」ということもひとつの「力」になるから、権力の誇示にもつかわれたのかなあ、とも思うけど、純粋に「身を飾りたい」っていう欲求ももともと人間にあるのかな、っていう気もするんだ。

ミュージック・バトン

2005-09-28 21:42:05 | Weblog


ブログお友達とバトンを交換したので、今日は「ミュージックバトン」にこたえてみたよ。自分で書いていてなんとも妙な回答なんだけどゆるしてね。
あと、僕はブログにできるだけ固有名詞とか入れないようにしているんだけど今回は特別。というわけで検索で来ちゃった人は期待はずれだろうけどごめんね。

■コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

 え・・・え?多分入ってないです・・・。(我ながらちょっとショック)

■今聴いている曲

  「舞踏と戦闘 ーゴシック、ルネサンス、初期バロックのオルガン音楽」
  カレヴィ・キヴィミニエ (オルガン演奏)
  ・・・そういえば、以前これを部屋でかけていたら秀虎に「辛気臭え!」といわれて無理やり別のと替えさせられたことがあったなあ・・・。
   
■最後に買ったCD

  うーん、どれだろう・・・
  GREEN DAY の American Idiot ・・・かな?多分。

■よく聴く、または特別な思い入れのある5曲

曲っていうよりアルバムとかになっちゃうんだけど・・・。
 
1:サウンド・オブ・ミュージック (サントラ盤)
  誰がなんと言ってもジュリー・アンドリュースが好きなので。
  メアリー・ポピンズもお気に入り。
2:ドゥクチア カテリーナ古楽合奏団
  最近はゲームのサントラなんかもやっているみたいだけど。
3:詩人の魂 ジュリエット・グレコ
  ムーラン・ルージュの唄が聴きたくて買ったらはまりました。
4:Riverdance: Music From The Show
  舞台を観に行ってとても気に入ったから。
5:空も飛べるはず スピッツ。
  最初に買ったCDだから。今でもいい曲だなあって思う。

こうしてみるとなんていうか、・・・とても節操がないね。

■バトンを渡す5名

 やってみたいなあと思った方は是非どうぞ。

才能

2005-09-27 23:25:59 | Weblog


ボンソワール。台風が過ぎたら一気に涼しくなったね。

さて、大学に入ってから、「自分と友達というわけではないけれど、なんとなく知り合い」という人が増えた気がするんだけど、中山君もその一人だ。僕とはクラスもサークルも一緒になったことはないんだけど、お互いに共通の友人が何人かいるので、顔はよく知ってるし、名前もわかっている、そんな感じの間柄。

その中山君が今日、声をかけてきて、彼の所属している演劇サークルのポスターを一枚、描いてくれないかと言ってきた。10月末の学園祭にシェイクスピアをやるんだそうだ。僕は絵を描くのが好きだし、描いたら招待券をくれるというので、自分のところのポスターやチラシもあるんだけど、なんとなく引き受けてしまった。

中山君とまともに二人だけで会話したのははじめてかもしれないけど、そのきっかけが頼まれごとになるとは思わなかった。でも、こういう風に自分の持っている人脈をフル活用できる人っているんだよね。それも一つの、大きな才能だなあって僕なんかはちょっとあこがれてしまったりするんだ。

ヘアカラー

2005-09-26 23:39:51 | Weblog


最近、街なかの女の子の髪の色が、一時期よりも暗めになってきた気がする。このあいだ髪を切りに行ったたときに、ふと思い出してタツロウさんにきいてみたら、やっぱりそういう傾向があるみたいだ。
「まあねえ、猫も杓子もチャパツになっちゃったら、次は変えたいって思うのが人情でしょ。こっちも新しい色とか提案しないと、飽きられちゃうしね」と言われると、なるほどそういうものかなあ、と思う。

僕は髪が茶色でも黒でも赤でも、本人が気に入っていて似合っていればいいと思うけど、やっぱりきつめの脱色なんかは相当髪を痛めるものではあるらしい。そうきくと、黒髪の人気がもどってきたのは、髪の毛にとってはいいことなのかなあ。

もともと髪の色が明るめの僕としては、みんなが真っ黒になっちゃうと目立つから、今くらいの流行がありがたいともいえるんだけどね。

so sweet

2005-09-25 23:43:51 | Weblog


やっぱりおはぎの様子もみたくなったので、今日は実家に帰ってきたよ。
実は、次に実家に帰るときにはやろうとひそかに決めていたことがあったんだ。それは、駅前のパティスリーでケーキを買っていくこと。

その店は小さいけれど洒落た店構えで、表からもよく見えるショーケースにはいかにもおいしそうなケーキたちがならんでいる。僕は結構甘いものに目がないから、いつも気になってはいるんだけど、コンビニのお菓子なんかと違って、わざわざ店に入ってケーキひとつ、っていうのもちょっと恥ずかしい。

というわけで、今日は手土産という名目があるので、さもおつかいものに悩んでいるような顔をして時間をかけて、その実自分が食べたいやつを端から選んでみた。リボンもかけてもらって、どうみても「ご自宅用」ではなくしてもらったりしてね。

本当は華子は洋菓子より和菓子のほうが好きなんだけど、なにしろ僕が食べたくて買っていくんだからそこまでは気を遣ってあげられない。まあ、甘ければなんでも喜ぶんだけどね。





怖いもの

2005-09-24 21:02:02 | Weblog


僕が借りている部屋は、割と静かな住宅街の中にある。帰りが遅くなったときなんかは、コンビニをすぎるともう店もないし、人通りも少なくなるから、女の子はちょっと怖いかもしれない。

僕は男だけど、毎回通るたびにちょっとどきりとする場所がある。
すごくばかばかしい話なんだけどね。
ある家のレンガ塀の上においてあるプランターの前をとおりかかると、なぜかいつもそれが一瞬生首みたいにみえて、肝が冷えるんだ。
ほとんど毎日みているものだから、それがプランターだってことも知っているのに、どういうわけかいつもいつもドキっとさせられる。

皆にもそんな場所ってあるかなあ?


昔のものたち

2005-09-23 23:15:20 | Weblog


秋だし、連休だしってことで、今日は前から行こうと思っていた美術館に行ってきたよ。今回の僕の狙いは、昔の宝飾品や工芸品だったんだけど、やっぱりうっとりするようなものがたくさんあって、なかなかひとつの展示品から動けなくて、時間がかかっちゃった。

女性の装身具から、豪華な調度品まで、今ではここまで豪奢なものは作れないんじゃないかなあと思うものばかりだった。これが作られた当時に僕が生きていたら、王族か貴族にでも生まれなかった限り、多分一度も目にすることはできなかったんだろうね。そう思うと、ちょっと複雑。

今はじっと美術館の展示ケースの中に飾られているけれど、こういったものたちが実際に使われていた時代があって、それから今までの間に、ずいぶんといろいろな人の手に渡って、それはたくさんのものや時代の流れを見てきたんだろうなあと思ったら、なんだかとても不思議な気持ちになったよ。

曼珠沙華

2005-09-22 16:25:13 | Weblog


学校の近くで、曼珠沙華が咲いているのを見つけたよ。僕にとっては「彼岸花」っていうほうがなじみがあるけれど、この名前のせいか、とても美しい花なのに今ひとつ喜ばれない気がしていたので、曼珠沙華という名前もあるのを知ってからはそっちで呼ぼうかなと思っている。「天上の花」なんて、とても素敵な名前なのにね。

あまり良いイメージがないのは、地下茎に毒があったり、よく墓地に咲いていたりするせいかもしれない。でもそれだけじゃなくて、この花がたくさん咲いているのを見ると、なんだか圧倒されるような、ちょっとゾッとするくらいの美しさを感じるからかもしれないなあ、とも思うんだ。この鮮やかな真紅の花が、あまりに見事に咲き誇っていると・・・しかもたくさん咲いていたりすると、まるでそれらが僕ら人間は立ち入ってはいけない、違う世界の住人たちのような気がしてしまう。

そういえば、この花だけじゃなくて、蘭や薔薇や、あと蓮の花なんかも、同じような感じがするよ。

そして、そんな「怖いくらいに綺麗なもの」たちに、どうしようもなく惹かれてしまうっていうのは、どうしてなんだろうね。

おはぎと華子

2005-09-21 23:49:15 | Weblog


実家で豆柴の「おはぎ」を飼いはじめた話を前にしたけれど、妹の華子からは相変わらず「かわいいおはぎの写真」がメールで送られてくる。確かに可愛いので、それを見るたびに「今度の週末はうちに帰ろうかな」なんて考えてしまったりする僕だ。

さて、そうやって送られてくる写真の中には明らかにおはぎよりも華子自身の「ベストショット」みたいなのがまざっていたりする。兄の僕にそんな写真を送ってきてもしょうがないだろうとは思うけれど、まあそれも乙女心というやつなんだろう。そういうところをみると、生意気でもお転婆でもやっぱり可愛げがあるような気がする僕も、「兄バカ」といわれてしまいそうだけどね。

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ところで、先日の「赤ずきんちゃん企画」のおかげだと思うけど、今日はじめてgooのアクセスランキング(1-1000位)で673位に入っていたよ。きっとランキングに入ることはないだろうと思っていたので正直おどろいたしやっぱり嬉しいね。訪問してくれた皆、メルシイ!