映画 ビリギャル

おっと、これは。
なかなか面白かった。

でも、野球しながら慶応狙えるくらいの父親の娘なんだから、元々の地頭はあったってことでしょ、なにしろ中学受験には成功してるんだし、中一から高二の一学期まで全く勉強しなかったのを残りの一年半くらいで取り戻したってことなんでしょう。
いや、それ自体はすごいことだと思うし、努力したのも事実なんでしょうけど…ん～、まあ何言いたいか分からなくなってきちゃったんでいいか。

父親の傲慢さとか、倅が野球で挫折して長女が慶応いけそうってなったらすぐ鞍替えする感じがホントにイヤだったけど、まあ父親も父親初体験なんだから仕方ないっすかね、ウチのオヤジもダブルスタンダード男なんで、なんとなく既視感あるかなと。

母親は小学校に対する子供の庇い方とかは共感したけど、中学受験させてエスカレーター式だから云々言っちゃうかな？とも思ったし…高校の先生に直談判して授業中寝るのを公認させるのとか引いたっすね。
娘がちゃんと母親の協力に感謝して理解できたからうまくいったけど、正直紙一重だったんでない？って印象、ひとつ歯車が狂ってたらこうはうまくいかなかったでしょ…ま、それも人生なんだけど。

松井愛莉がやっぱいいし、奥田こころちゃんもスゲーよかった。

王妃の館

うーん、これは…
どう考えても前提時点で無理でしょ、破綻するのは時間の問題って時点でもうねぇ。

まあでも、各人のバックボーンとかはなかなか興味深かったんだけど、劇中劇がイマイチっすぎて、それがなかなかな頻度なもんで、もう集中力がそがれるそがれる、これザックリ削って各人をもっともっと掘り下げてくれたらもうちょっとなんとでもなった気はしたな。

うん、ま、ちょっと残念って感じ。