焼けたのを持ち帰って来ました、プレゼント用を渡してからアップ。
練習で数こなすためのモチベーションあげるために、友人にプレゼントする目的で作ったマグカップ三種。
マグカップa(SA氏用)
信楽白土
ろくろ作り
黄瀬戸釉
やっぱり「aの取っ手」は持ちづらかった、ま普通のが普通に持ちやすいよな~と言うのはあとの祭り。
SA氏ということで黄色、はじめての黄瀬戸は想像通りの、もくろみ通りの色が出てちょっと感動した。
マグカップS(新朝(仮)氏用)
信楽白土
ろくろ作り
なまこ釉
この「Sの取っ手」は意外といい感じだった、ただ使い続けてどうかというと疑問。
新朝(仮)氏ということで青、なまこ釉だと虫食いは入らないので、オレの好みとはちょっと違うんだけど、まあそれでもいい発色。
マグカップR(Dolphinryu氏用)
信楽白土
ろくろ作り
赤色下絵具(のライン)+透明釉、赤色ガラス
形的にはスッとしてシュッとしてて一番よくできた、とあくまで個人的には思う。
Dolphinryu氏ということで赤…なんだけど、赤系の釉薬は教室には置いてなくて、前に「どんな釉薬入れたらいいですか?欲しいですか?」って先生に相談された時に「柿釉」って言ったんだけど、買ったか買ってないかはようワカランのだけど、当然今回のには間に合わなかった…というか「柿釉」だと還元焼成でないと(電気窯なので酸化焼成のみ)赤は出ないということを後で知ったんで結局赤はないんだけど、「鉄赤釉」と言うべきだったのか?
なので先生に相談して下絵の具でラインを引くことに、そして透明釉をかけて。
「赤色ガラス」は「とんぼ玉」の店で購入してきた赤のガラス粉を底に敷いたんだけど、多分1200度の熱でガラスの中の金属(ソーダ)分(要はガラスの着色剤)が蒸発した(おそらく沸点が1200度以下って事なんだろう)と思われて、無色透明なガラスになってしまった、細かなひび割れが非常に美しくてこれに赤がついてたらどんなによかったろうと、かなり残念だった。というかソーダが蒸発して他の作品や窯に迷惑かけなかったかの方が心配だったり。
あとそのとんぼ玉の店には「鉛赤」もあったけど口に入るものを入れる器には使えないし、それと「金赤」もあったんだけど、少し高いだけなのに、この二種類(「ソーダ赤」と「金赤」)で迷って今回のにしたのは、ほんのちょっとの貧乏性があまりにも。ネットで調べたら金の沸点は2000度超なので、金なら残った可能性ありありだったは…まさに無念。いつか「金赤」でも試してみたいとは思う。
SA氏の依頼で作った、小さめのシュッとしたぐい飲みを二点。
シュッとしたぐい飲み1
信楽赤土
ろくろ作り
油滴天目
形的にはこちらの方が成功なんだけど、SA氏には選ばれなかった、ウチではどんな使い道があるんだろう?
油滴天目はもうちょっと斑点がはっきり見えると思ってたんだけど、人間の目ではちょっと見分けがつかないほどに黒くなってしまった、釉がけについては失敗なのかな~?
シュッとしたぐい飲み2(SA氏に嫁入り)
信楽赤土
ろくろ作り
うのふ+口元うのふ二重がけ
形的には失敗、真ん中がゆるんでたわんでしまった、いや何も言わなければそういう形にしたとは言えるけど(もちろんプロにはどうしてこうなったかはバレバレだけど)、まあ記録なので正確に書いておこうと。
うのふの二重がけは想像以上にいい感じになって、こっちの釉がけは成功といえるでしょう、まあこんなもんだわな。赤土にうのふはすごく好きな組み合わせ。
オレのマグカップ
信楽赤土
ろくろ作り
内:白マット釉、外:いらぼ釉
オレのマグカップリベンジ、形も取っ手もうまくいった、スキルが上がったとは言わないけど(前回と今回のでまた打ちのめされたし)、ほんのちょっとだけ慣れたのかな~。
内と口の白マットは白土との組み合わせよりも全然いい感じ、なんで中が白なのかというとコーヒーを飲むから、ミルクを入れるのなら何色でもいいんだけど、ミルクは入れないのでコーヒーの黒と白釉とのコントラストのために白に決めた。外のは新しく入れた釉薬でだそうで「いらぼ釉」だそう、流れやすくてかなり注意が必要だけど、その流れる効果が実にオレ好み、いやマジメによかった。火間も景色ということで。
灰皿2点
信楽白土
たたら作り
呉須文字+透明釉
たたらのばしも型打ちもボキボキ折るのも結構楽しいし、ろくろに比べたらはるかに簡単な作業で、ろくろの特殊性を再認識した、ちゅうかやっぱりろくろが上手くなりたい。