ハリーポッターを読んでおりますと、ウィスキーやらビールやら出てまいります。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」では、フランス魔法学校の馬が「シングルモルトしか、飲みませーん」という件がございます。
イギリスで産まれたお話ですから、「シングルモルト」が出てきても不思議ではありませんが、子供向け?のお話ですので「なして?」と思うのです。それだけ、イギリスの家庭には「シングルモルト」が浸透しているということなのでしょうか。
息子がやはり読んでおりまして「父ちゃん、『シングルモルト』ってなんだ?」と聞いてきました。
「なんだと思う?」
「栄養ドリンクかサプリメントだと思うんだけど」
まてよ、そりゃ「シングロモントだべ」
アイルランドが「ウィスキー発祥の地」です。スコットランドではありません。
サッカー同様、ここでも論戦の火花が散ることにはなるのですが、なにしろ「言葉まで、同じ言い方はまかりならん」ということにまでなっております。
「鍵があるか」「鍵がないか」で決まるのです。何故でしょうか?
クイズブログじゃないんだけどなぁーーー。まぁひとつ。
アイルランドでは「WHISKEY」
スコットランドでは「WHISKY」
です。アイルランドにはしっかり「鍵がかかっておる」のでございました。
アメリカ・日本は「E」の入らない綴りです。
サッカーとウィスキーは、イギリスを分けてそれぞれ強い「こだわり」があるようです。
そのアイリッシュですが、「ギネスビール」の方が世界的に有名です。アイルランド名物「スタウト」と呼ばれます「黒ビール」です。キリンが「一番搾りスタウト」をキリン横浜工場のみ生産いたしておりますが、注文が殺到しますと、度々品切れを起こします。(ご迷惑おかけいたします)
最近、黒ビールの旨さがようやく浸透してまいりましたか。とも思うのです。
1759年、アーサーギネスがポーターと呼ばれる地ビールを改良したのが始まりと言われております。ギネスビールはたまに飲みたくなる味ですよね。
さて、アイリッシュとスコッチの大きな違いは2つほどございます。
1つ目は蒸留の回数。
アイリッシュは蒸留を三回行います。蒸留を3回もやれば、当然アルコール度数は増します。平均85度にもなります。ですから、グレーンをブレンドします。
あのーー85度のシングルモルトって飲めるのでしょうか・・・・
2つ目は基本的にピートを使わないこと
ピート香りがないのも特徴です(ただし、クーリー蒸留所では「アイリッシュも昔は使っていた」ということで、ピートを使用しております)
では、ご紹介いたしましょう。
「ブッシュミルズ40度」は世界最古とされる蒸留所で蒸留されております。ブッシュミルズ町で1608年に創業と言われております。なんでも「林の中にある水車小屋」という意味だそうです。
酔漢、呑みましたが、さっぱり感というかクールというか、いわゆる「飲み応えは爽やか」という印象がございます。ですが、この蒸留所のシングルモルト「ブッシュミルズ・シングルモルト10年」は飲んだことがございません。話の話。このブッシュミルズをニートで呑むとき、チェイサーを先にご紹介いたしました「ギネスビール」にするのが、本当のアイリッシュ風だとか。
「ウィスキーを呑みながら、ビールを飲む」訳です。これは、酔うよなぁぁぁ。
もしかしたら「ビールをチェイサーにするために味付けした?」のかもしれないよなぁ。
「カマネラ」は、1987年創業ですから、(酔漢が仙台「唯梨庵」で飲んだくれておりました頃ですね)比較的新しい蒸留所「クーリー蒸留所」で作られております。
このウィスキーは他のアイリッシュとは違ってピートを使って香りをつけております。「アイリッシュを世界的なお酒にしよう!」と言う事で作られたわけですが。
「何もアイリッシュでスコッチを作らなくてもいいんでねぇ」と思うわけです。
「アイリッシュを知っているファン」からは歓迎されないかも知れませんが、これを飲んだ友人の感想ですが「下手なスコッチよりはるかに旨い」となるわけです
(ここで、一言→彼が言っておりますのは、「アイラ、アイラ、したスコッチ」のことでございます、丹治氏怒るなかれ・・・)
以上、酔漢が飲みました「アイリッシュ」を意識したウィスキーでございます。
他にも、世界最大級のポットスチルを要する「ミドルトン蒸留所」から「タラモアデユー」であるとか同じ蒸留所の「ジェムソン」。先の「クーリー蒸留所」からは「ターコネル」「ミラーズ」などが出されております。
たまには「WHISKEY」を味わってみるのもいかがと思いまして、紹介いたしました。
仙台がウィスキー文化という事は以前、お話をいたしました。一般家庭での消費量も宮城県がダントツの第一位。家々にウィスキーがあるわけです。本当に珍しくなかったもんなぁ。さて、ウィスキーをどれだけ呑んでおるかという質問を、会社の友人といたします。
「酔漢の家はどうだった?」
「おらいん家か?親父がのんべぇだったからっしゃ」
「何でもいいわけ?」
「一番好きなのはウィスキーっしゃ」
「どの位呑むの?」
「サントリー角瓶をケースで買って、そうだなぁ3日で1本あけるペース。お客さんでもきたら、その日に一本半は空ける」
「・・・・・・・・・・・・・・」
酔漢、少年時代、これが普通の大人のペースだと思っておりました。
偉大な?父を持ってしまいました。
その父の呑み方ですが、基本は水割りです。
「コークハイ」とかは、たまにやっておりました。
妹の紹介で(これまた「なしてだべ?」)
「メルシャンバンテッドモルト『軽井沢12年』を愛飲しておりました。
(バンテッドモルト→いくつかの蒸留所のモルトをブレンドしたもの)
酔漢のウィスキー好きは、最近の事ではないのかもしれません。
親父殿に感謝でございます。
(「ローヤルサリュート」はまだ健在かなぁ。少し心配・・)
電車車内吊広告のひとこま「長年にわたる長期熟成の末に産まれた芳醇な香りとコクの旨さ・・・」
「おやっ?ウィスキーの広告かや?」
否、焼酎のコマーシャルでした。(誤解なさらないで下さい、酔漢乙焼酎は呑みます故嫌いではありません。認めております)
「長期熟成ならウィスキーだっちゃ。焼酎ば長い間(ウィスキーレベル)寝かせても
旨くはならねぇべさ」とふと思ってしまった酔漢でございます。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」では、フランス魔法学校の馬が「シングルモルトしか、飲みませーん」という件がございます。
イギリスで産まれたお話ですから、「シングルモルト」が出てきても不思議ではありませんが、子供向け?のお話ですので「なして?」と思うのです。それだけ、イギリスの家庭には「シングルモルト」が浸透しているということなのでしょうか。
息子がやはり読んでおりまして「父ちゃん、『シングルモルト』ってなんだ?」と聞いてきました。
「なんだと思う?」
「栄養ドリンクかサプリメントだと思うんだけど」
まてよ、そりゃ「シングロモントだべ」
アイルランドが「ウィスキー発祥の地」です。スコットランドではありません。
サッカー同様、ここでも論戦の火花が散ることにはなるのですが、なにしろ「言葉まで、同じ言い方はまかりならん」ということにまでなっております。
「鍵があるか」「鍵がないか」で決まるのです。何故でしょうか?
クイズブログじゃないんだけどなぁーーー。まぁひとつ。
アイルランドでは「WHISKEY」
スコットランドでは「WHISKY」
です。アイルランドにはしっかり「鍵がかかっておる」のでございました。
アメリカ・日本は「E」の入らない綴りです。
サッカーとウィスキーは、イギリスを分けてそれぞれ強い「こだわり」があるようです。
そのアイリッシュですが、「ギネスビール」の方が世界的に有名です。アイルランド名物「スタウト」と呼ばれます「黒ビール」です。キリンが「一番搾りスタウト」をキリン横浜工場のみ生産いたしておりますが、注文が殺到しますと、度々品切れを起こします。(ご迷惑おかけいたします)
最近、黒ビールの旨さがようやく浸透してまいりましたか。とも思うのです。
1759年、アーサーギネスがポーターと呼ばれる地ビールを改良したのが始まりと言われております。ギネスビールはたまに飲みたくなる味ですよね。
さて、アイリッシュとスコッチの大きな違いは2つほどございます。
1つ目は蒸留の回数。
アイリッシュは蒸留を三回行います。蒸留を3回もやれば、当然アルコール度数は増します。平均85度にもなります。ですから、グレーンをブレンドします。
あのーー85度のシングルモルトって飲めるのでしょうか・・・・
2つ目は基本的にピートを使わないこと
ピート香りがないのも特徴です(ただし、クーリー蒸留所では「アイリッシュも昔は使っていた」ということで、ピートを使用しております)
では、ご紹介いたしましょう。
「ブッシュミルズ40度」は世界最古とされる蒸留所で蒸留されております。ブッシュミルズ町で1608年に創業と言われております。なんでも「林の中にある水車小屋」という意味だそうです。
酔漢、呑みましたが、さっぱり感というかクールというか、いわゆる「飲み応えは爽やか」という印象がございます。ですが、この蒸留所のシングルモルト「ブッシュミルズ・シングルモルト10年」は飲んだことがございません。話の話。このブッシュミルズをニートで呑むとき、チェイサーを先にご紹介いたしました「ギネスビール」にするのが、本当のアイリッシュ風だとか。
「ウィスキーを呑みながら、ビールを飲む」訳です。これは、酔うよなぁぁぁ。
もしかしたら「ビールをチェイサーにするために味付けした?」のかもしれないよなぁ。
「カマネラ」は、1987年創業ですから、(酔漢が仙台「唯梨庵」で飲んだくれておりました頃ですね)比較的新しい蒸留所「クーリー蒸留所」で作られております。
このウィスキーは他のアイリッシュとは違ってピートを使って香りをつけております。「アイリッシュを世界的なお酒にしよう!」と言う事で作られたわけですが。
「何もアイリッシュでスコッチを作らなくてもいいんでねぇ」と思うわけです。
「アイリッシュを知っているファン」からは歓迎されないかも知れませんが、これを飲んだ友人の感想ですが「下手なスコッチよりはるかに旨い」となるわけです
(ここで、一言→彼が言っておりますのは、「アイラ、アイラ、したスコッチ」のことでございます、丹治氏怒るなかれ・・・)
以上、酔漢が飲みました「アイリッシュ」を意識したウィスキーでございます。
他にも、世界最大級のポットスチルを要する「ミドルトン蒸留所」から「タラモアデユー」であるとか同じ蒸留所の「ジェムソン」。先の「クーリー蒸留所」からは「ターコネル」「ミラーズ」などが出されております。
たまには「WHISKEY」を味わってみるのもいかがと思いまして、紹介いたしました。
仙台がウィスキー文化という事は以前、お話をいたしました。一般家庭での消費量も宮城県がダントツの第一位。家々にウィスキーがあるわけです。本当に珍しくなかったもんなぁ。さて、ウィスキーをどれだけ呑んでおるかという質問を、会社の友人といたします。
「酔漢の家はどうだった?」
「おらいん家か?親父がのんべぇだったからっしゃ」
「何でもいいわけ?」
「一番好きなのはウィスキーっしゃ」
「どの位呑むの?」
「サントリー角瓶をケースで買って、そうだなぁ3日で1本あけるペース。お客さんでもきたら、その日に一本半は空ける」
「・・・・・・・・・・・・・・」
酔漢、少年時代、これが普通の大人のペースだと思っておりました。
偉大な?父を持ってしまいました。
その父の呑み方ですが、基本は水割りです。
「コークハイ」とかは、たまにやっておりました。
妹の紹介で(これまた「なしてだべ?」)
「メルシャンバンテッドモルト『軽井沢12年』を愛飲しておりました。
(バンテッドモルト→いくつかの蒸留所のモルトをブレンドしたもの)
酔漢のウィスキー好きは、最近の事ではないのかもしれません。
親父殿に感謝でございます。
(「ローヤルサリュート」はまだ健在かなぁ。少し心配・・)
電車車内吊広告のひとこま「長年にわたる長期熟成の末に産まれた芳醇な香りとコクの旨さ・・・」
「おやっ?ウィスキーの広告かや?」
否、焼酎のコマーシャルでした。(誤解なさらないで下さい、酔漢乙焼酎は呑みます故嫌いではありません。認めております)
「長期熟成ならウィスキーだっちゃ。焼酎ば長い間(ウィスキーレベル)寝かせても
旨くはならねぇべさ」とふと思ってしまった酔漢でございます。
思い返してみたら、亡くなった祖父はウィスキーしか飲みませんでした。お祝いの席での乾杯などではビールを飲んでいましたが、家では一切飲みませんでした。晩年、糖尿病が悪くなってからも、ウィスキーをファンタグレープで割って飲んでいました(笑)父も叔父も”ザル”で、親戚が揃った日などは、確かに2本は空いていましたね。
私はスコッチやウィスキーを飲まないので、さっぱり銘柄を知らないのですが、「ラフロイグ」だけは友人(女性)が愛飲していて、名前を知っています。彼女は1×才から酒豪でした・・・(25年以上前の話なので時効にして下さい!)
ブッシュミルズ蒸留所が1608年。
アーサーギネスがダブリンで創業したのが1759年。
あながち、「ブッシュミルズ」を呑む為の「スタウト・ギネスビール」って、ありがちだと考えました。
で、アイルランドにいた友人の話です。
「ウィスキー呑みながら黒ビールも呑むんだぁ」と言っておりました。
アイリッシュおそるべし!
「そんなことしてるとトロールが暴れるぞぉ」
(トロール→アイルランド伝説の巨人。ハリーポッター賢者の石にご登場!)
女性で「ラフロイグ」を愛飲されていらっしゃるご友人。凄いです。このウィスキーが味の基準でしたら、大抵のスコッチはいけます。
1988年国際ワイン&スピリッツ賞受賞
イギリス王室からシングルモルトで初めて「プリンスオブウェールズ」御用達の許可。
酔漢も、はまりました一人です。
すず様も是非、お試し下さい。
お味は・・・ご感想を是非お聞かせ下さい・・ネ
(気の抜けたコーラにヨードチンキをたらしたような・・)
余市より生産能力が小さいから?だとは思いますが、あのフルーティーな香りは「宮城峡」独特のものです。
「女性的な味」とも思うのです。
でも、蒸留所で呑むシングルモルトは、もう少し、深みがあったような気がしております。
今はどうでしょうか。もう15年前の話ですので・・。
きれいな蒸留所です。新川川と広瀬川とが合流しているロケーションです。新緑の香りと共に。
いきたぁぁい!是非ブログでご紹介下さいネ。